母のところへ
ついつい時間があいてしまった、私の足腰や家内の仕事のシフトの件でなかなか会いに行けなかった、高カロリーゼリーしか口にしないとのこと、母の事がずっと心配でした。
高カロリーゼリーとは文字通り見た目は一般的なゼリーですが一つで300キロカロリーです、常食は三食で1200キロカロリーですが、母は今86歳で右半身麻痺でもう歩けないので三食でこのゼリーは900キロカロリーです、少し足りない気もしますが、身体の小さな母は900キロカロリーで栄養的には足りてるそうです。
このままこのゼリーだけで生涯を過ごす方もいらっしゃるそうです。
昨日の母は終始眠っていましたが、顔色も悪くなく痩せてもおらず元気そうで、私がベッドの横へ行き、額や手を触ったり『元気か?足りないものはないか?』と聞くと何となく目を合わせ小さく頷いたように感じました。
感じただけで本当に頷いたかは不明、そんな感じです、たまに目をあけたとき家内が何度か手を振りましたが、反応はありませんでしたが、我々が来ている事は何となく心の何処かで感じてるようです。
認知症は日にちや時間によって波があるのですが、母はもう動けませんし言葉も話せないため僅かな変化を見逃す訳にはいきません、昨日の母は概ね良好と判断し帰って来ました。
でも多分母には母のワールドがありその中で生きています、もう何も心配しないで我々にまかせ楽しく穏やかに長生きして下さい。
また行くからね。