電源環境が整うと不備がみつかる
昨日夜の事だった。200V30A~117Vダウン ノイズカット トランスがプリとパワーに入ったので、家内に聞いてもらおうと二人で三階のリスニングルームでCDを聞いていた。
トランス配線後、夕方に音が少しおかしくなったからである。
家内が真ん中、私は左に座った。少しして音に違和感を感じた、左チャンネルの音がノイズっぽく歪み、途切れだしたのである。プリのアウトの端子をさわると、一旦はちゃんと鳴るが、また直ぐに同じ症状になり、パサパサした音で明るく弱い。
オーディオは難しいのだ、こうした場合右チャンネルがおかしくて左がおかしく聞こえる場合もある。
家内は右チャンネルの違和感を強く訴えた、以前はもっとウッドベースが鳴っていたと。今日はそれが少し力なく、左の音も明るい。
左チャンネルは、引っ越し前にアバウトに行ったプリの内部配線の半田不良かも知れない。右チャンネルは、引っ越し屋さんの車に揺られウーハーのネジが緩んだ可能性がある。しかし、プリのアウトのケーブルをいったん抜き、再び差し込むと、左のチャンネルからだけノイズがでた。
そうか、これは左右共に、ネットワークの接触だと思った。左が特に酷い、大きな信号が入ると一旦は導通する、そしてまた途切れる。多分ケーブルではないだろう。
部品は、板の上に置いてあるだけでブラブラで、簡単にワニ口クリップで留めてるだけだからだと推測される。
ならば、一度組み上げたシステムを総てばらし、基本のメンテナンスをしよう、そう思った。
思えば、この部屋に来てから全くチェックをしていなかった。
電源環境が正しく整って来ると、まともな電流がシステムに流れるので、良いこともある反面、弱いところが悲鳴をあげる。
そこを一つずつ潰していくしかない。一見繋がってる様に目視では確認出来るが、何もないのにこの様な状態になる筈がない。
チェックも含め、メンテナンスは必要だ。さて、何ヵ所の不備が見つかるだろうか。