USAスピーカーはジャズを鳴らしやすい
多分、同じに感じた方はとても多いと思う。ネットワークの部品定数が、多少ずれていたとしても、USAのスピーカーをご使用ならば、簡単に鳴ってしまうのがジャズなのである。しかし、ジャズも本当はその上の鳴り方がある。
特にヴァイオリン等を中心としたバロック音楽をかけると、その化けの皮は簡単に剥がれてしまう。さて、そこには何があるのだろう。
クラシックは、録音時のマイクのレベルが違うのである。そして、響きや空間を中心とした録音内容になっている。ジャズは響きや空間再現ではなく、多分、直接音を中心に録られているからだろう。そしてジャズの演奏はパルス音が多い。
USAのスピーカーは打撃音が得意である。反面、弦をこする様な音は、ギラギラしていて粗く、苦手なのだと私は解釈している。でもその鳴り方になるのにはちゃんとした理由がある。
しかし、ケーブルやネットワークを徹底的に追い込んでいくと、やがてUSAのスピーカーは、違う一面を持っている事に気が付く筈である。
ウエスタンスピリッツのJBLは、クラシックもきちんと綺麗に鳴らす事が出来る。クラシックを鳴らす事が出来る様になってからは、ジャズもガラリと鳴り方が変わったのである。
つまり隠されてきた本当の真実があるのである。しかしそのやり方は個々で感じ方が違うので、公開はさける事にする。
部品の品位やオリジナルネットワークの部品定数はかなり独特だからである。オリジナルネットワークでJBLは絶対に鳴らない。
鳴るのはジャズの日本盤、キングレコードのブルーノート位のものである。
かなり独特の音である。
自分でネットワークを作ってみよう。大変だが、独特な定数になってない限り、最後スピーカーは、必ずなにがしかの答えを貴方にくれると思う。
何故鳴らないのか?間違えているからである。
USAのスピーカーは、ジャズやロックだけしか鳴らないのではない、総てのジャンルは、しっかり妥協なく鳴る筈である。
つまり貴方の腕とセンスしだいである。