船橋のIさんが、ご訪問
船橋のIさんと再会してから約一年経った。ご病気をされ、再会した当時はあまり元気がなく、当然オーディオシステムもご使用されてないご様子だった。
私に出来る事はただ一つ、眠っていたオーディオシステムに命を吹き込み、微力ながらせめてIさんの精神的な支えになりたい、そう思った。
そしてIさんはシステムがほぼ同じものをご使用なので、これまで一年間ウエスタンスピリッツサウンドを追いかけて来た。しかし自分で行ってきた事とは言え、ウエスタンスピリッツの様な違和感の少ない音に仕上げるのは並大抵な事ではない。
それをIさんに聞いてみて欲しかった。Iさんが聞かれるのは殆どがクラシックである。さてウエスタンスピリッツと比較してどうだろうか。
Iさんと洋食屋さんで食事をとり我が家へ、私は昨夜からずっとCDをリピートしておいた、アナログは朝から三時間鳴らしておいた。
やはりウエスタンスピリッツと比べて、低音ののびが足りないとの事だった。
私もそう思っていた、前回Iさんのシステムを聞いて帰り、ウエスタンスピリッツサウンドを聞いた時、同じに感じていた。
ボックスの中でいっぱいいっぱいになってる感じで余裕がなかったのである。今日は同じにIさんも感じたようである。
となればウーハーがエレクトロボイスのウーハーEVM‐15B SeriesⅡとJBL4560BKAが合わないからだと思った。
昔納めた時にウーハーの奥行きが大きい為、ボックスの裏蓋に補強の角材がありしまらないので、裏蓋をひっくり返して留めていたのである。
JBLのボックスには、やはりJBLのウーハーが合うように作られているのだと感じた。
Iさんから私と同じ130Aにしてほしいとご注文が入った。張り替えをしていないオリジナル130Aか2220Aを何とか探す事にした。
いくら使ってるものはあまり関係ないとは言え、ここは論点が違う、やはりスピーカーユニットは、ボックスと合ったオリジナルが優れているのは明白である。
それに、ドライバーもJBL LE85なのだから。いくら好みがあるとは言っても、根本的に合わないものからまともな音は鳴る筈がない。
裏蓋も当然、元どおりに出来る、裏にあってバランスしている補強材(角材)も、意味があるからそこに付いている訳で、反対にしてまともな動作をする筈がないと思った。