今年は暑かった
ここは関東です、八月は毎日33~36℃位の気温だった。そして沢山の凶悪事件。あり得ない位の天変地異が、日本の特に関西地域で起こり、沢山の方が命を落とされた。被害者の方々にはご冥福をお祈りいたします。
気象庁の予測気温とは日陰の温度である。日なたならばゆうに数倍の気温になっている事になる。
七月の終わりに地元の小さな夏祭りがあり、知り合いの酒屋さんが出店すると言うので、我々夫婦は夕方から露天で、生ビールと缶酎ハイの販売を三時間程手伝った、飛ぶように売れたが、茹だるように暑かった。
その時、私は暑いからと、しこたまビールと缶酎ハイを飲んだ、祭りが終わり割烹料理屋さんへ行き宴会をする事になった。
一足お先に若い人達と行くことになり、お座敷へ上がろうとした時、右足が上がらないのである。
直ぐに分かった、これは脱水症状による熱中症である。座ったら落ち着いたから良かったものの、そのまま転倒し頭でも打ったら、そのまま立てなくなり、救急車だっただろう。
一瞬、脳梗塞かと思った位、足が上がらないのである。しかし飲みながらお酒の販売をしているとき全くそんな症状はなかったのである。
「気をつけようがないな」そう思った。つまり分からない内に悪化してるのである。私は汗かきだが、体力に人一倍自信がある、だから危ないのである。
しかし近年の異常気象は恐ろしい。日本の何処に住んでいても被災者になる可能性大である。
テレビで気象予報士の面白いお話があった。集中豪雨の予測のお話しだった。
例え話だったが、鍋に水をはりお湯を沸かしていたとする。下からガスやIHコンロでお湯を沸かすのだが、その鍋底のどこから泡が沸いてくるのかをピンポイントで予測するようなものだとのご説明だった。
妙に納得出来たが、予測不能と推測出来る。山と山の間の風の吹き抜ける辺りに集中豪雨は起きやすいらしい。
しかしその時の風の方向や山の地形はまちまちで、その総てを解析的中する事はかなりの難易度だと話されていた。
そして風の方向も、その時は気象の条件により急に変化するとの事、尚更予測する事は難しい。
ならば普段から準備しておき、自分の身は自分で守るしかない、そう思った。
行政のご対応等信じて待機していたら、間に合わず巻き込まれ死んでしまう。
せめて最低限三日間、飢えをしのぐ食料や防寒具が必要になると思う。
考えても見てほしい、ライフラインは総て電気なのである。電気、ガス、水道、電話このライフラインは総て使えないのである。
一番役にたつのは用意しておいたカップラーメンや、やかん、冬ならば石油ストーブか、カセットコンロ式のガスストーブ、ブルーシート位である。
311や今年の広島や京都、東京の三鷹や調布のヒョウ、見ているだけで恐ろしい。想像を絶する被害状態である。本当に何にもなくなるのである。
これは電力にたより過ぎた国家の悲劇だろう。備えあれば憂いなしと言うが、その備蓄した食料だって総て一瞬で流されてしまうかも知れない。
でも日本に住んでる限り、自分の身は自分で守るしかないと思う。