入出力のインピーダンスの関係
昨日の続きです。
市販のセパレートアンプは基本的に、何処のメーカーのものと組み合わせても良い事になっている。
しかし、そんな単純なものではないだろう、マルチシステムにして初めて分かった事である。
名機と名だたるGAS(グレートアメリカンサウンド)のAMPZILAとイシノラボのプリアンプとそのチャンネルデバイダーと合わせてみて低音を再生してみて初めて分かった事である。
低音が鳴らない(薄い)のである、二三日聞いてみてもそれは同じだった、音色が合わないのかな?
帯域バランスがどうにもとれないのである、チャンネルデバイダーのレベル調整でどんなに合わせようとしても駄目だった。
はじめは今回入れ換えたJBL 130Aの慣らしが足りないと思ったが、いかんせん低音が薄すぎる。
それでは?と上の帯域を再生してきたパワーアンプのメーカーと合わせてみた、答えは簡単、goodである、つまりバランスしたのである。
GASのアンプジラが経年変化でやられている事も考えられますが、少し違うと思いました。
出力のインピーダンスと入力のインピーダンスは、密接な関係にあるのだと思います、以前あまり関係ないと仰った方がいらしたので、話しておきます、全く違います。
確かに市販のアンプはどのようなアンプ同士を組み合わせても構わないようになってはいます、しかし、かなり違います、ご本人の責任においてがメーカー様のご対応である。
そこに様々な伝説が生まれ、色んな組み合わせが存在するように思いますが、やはり答えは違うのです。
出来る限り、メーカーとそのクラスを合わせないと優れた帯域バランスにはならないのです、特にマルチ駆動に限っては。
ガスのアンプジラはテァドラと合わせ、初めて真価を発揮するのです。
つまりローインピーダンス出力(テァドラ)の、ハイインピーダンス入力(アンプジラ)になっているのです。
そうでないと、相性等では語れない程おかしな音になるのです、力のないぼやけた音でした、メーカーにはコンセプトが存在します、余程の経験がないと他のメーカーのアンプと組み合わせても良い音にはならないと思います。
但し自作派の方がプリだけをトランジスターアンプにするのはメリットありだと思います。
しかし、これにも入出力のインピーダンスの関係が存在するので、慎重に選ぶ必要があります。
それにしてもオーディオは分からない事だらけです、これもいつか理論的に解明したいと思います。
アンプを小出力のものに交換したら、低音がしっかり鳴ったのです、パワーアンプの出力等全く関係ないと言う事です。
アンプジラは200+200W、交換した小さなパワーアンプの出力は30W+30Wです、説明つきますか?