母の病状
母が脳梗塞で緊急搬送されてから一週間、昨日母の入院している病院まで行って来ました、手続きを済ませ病室へ行くと病室に母はいませんでした、看護師に伺うと今はリハビリ中とのこと、待っていました。
十五分ほどで車椅子に乗せられ戻って来ました、直ぐに分かったのは表情がはっきりしたこと、もっと痩せてるかと思っていましたが、全く変わっていませんでした。
ベッドへ寝かされると直ぐに手足を動かし始めました、一週間でここまで回復するのはやはり母の生命力の強さを物語ると思います。
麻痺のある右手や右足はまだ動きは小さいものの、私が左手を軽く握ると強く握り返して来ました、そして『もう少しだから頑張れ』と話すと前回は全く反応しなかった母は首を縦にふりました、そして表情のない筈のお顔を歪めて笑おうとするのです。
看護師に伺うと『我々には見せない行動でやはり息子さんだからかな?』とのことです、認知してる証拠だと思います。
脳梗塞で失ってしまった脳細胞はもう復活する事はないと医師に伺いましたが、別の脳細胞は復活しようとしているのだと思っていました。
そして額やお顔、お腹や手足を摩りました、すると気持ち良いのか静かになります、でも何度も手を動かし握ろうとします、そんな母が愛おしくかわいいと思います、多分『大丈夫』と言いたいのだと思います。
今はまだ誤嚥をしたら困るので、口から食事が出来ないので、鼻から管を入れ栄養を採っています、食事は少しずつ始めるようです、誤嚥性肺炎になると肺に食べたものが入ってしまうため母の年齢では手の打ちようがないとの事です、よくテレビでやってる○○さんが肺炎のため入院先の病院で亡くなりました、これは誤嚥性肺炎の事です。
そして特に脳梗塞は本人の生命力から来るやる気が一番の回復の鍵のようです、母は大丈夫だ、そう思います。
そして今週の金曜日二十三日に医師からの病状のご説明と、今後の流れについての説明があります、少し大変ですが介護する我々夫婦は、肩の力を抜いてこちらが健康に気をつけ踏ん張ります。
最近オーディオの話しが少なくて申し訳ありません、このような現状をお察し下さい。