母の退院と転院
おとといの午前中に埼玉県熊谷の病院から連絡が入りました、その内容とは『急きょ明日の13:30に千葉県市川市の病院へお母様を送り届ける事は可能ですか?』との事。
家内の勤務先へ連絡して昨日の休みをいただき朝5時に起床して、熊谷の病院へ向かいました、病室へ行くと母は随分やつれて見えました、私は母の手足やお腹を摩り痩せてないかを確認しました、しかし痩せてはいませんが表情が気になりました。
額をさわると明らかに熱がありますが、私は熊谷の病院をあまり信用してないので、家内に支払いを済ませてもらい、千葉県市川市の病院へ母を車に乗せて向かいました。
母は車内ではおとなしく外を見たりしていました、昨日は道がとても混んでいましたが予定の13:30より早く到着しました。
大学病院のリハビリ病棟です。
こんな時に私の足腰に激痛が走り、総て家内に手続きをしてもらいました『全くこんな大切な時にと』薬の副作用を恨みました、まだ新しく綺麗で広い病棟です。
そして色々な書類のサインを家内が書き終わり帰宅しようと歩いていると、ドクターとお会いしました『母は血液検査の結果、脱水症状になっており、命に関わる程の症状なので点滴をはじめます』との事です。
やっぱりそうだったのです、母は退院する数時間前からあまり水分を与えられていなかったのです『ドクターはここまでどれくらいかかりましたか?』と聞かれました『二時間程です』と答えると『そんなレベルじゃない』との事。
私は悟りました、退院する朝から鼻腔からの栄養補給はあまり無かったのだと思います、母が認知症で失語症なのをいい事に適当な治療をされていたのだと思います
熊谷の病院の応対は母の表情に出ていました、なので早く転院させたかったのです。
今回母が転院した病院はリハビリを目的としてる為対応がまるで違うのです、先生やスタッフ全員がとても熱く、母もそれを感じたようです、こちらも熱く母の病状をお伝えしました。
何より家内の受け答えが素晴らしく先生やスタッフ全員によく伝わったようです、医療はデータが総てですから、かないは看護師長さんから『医療関係の方ですか?』と聞かれたみたいです。
大変でしたがこれでひとまず安心です、毎日三時間のリハビリをしていただけるとの事、母の回復を祈るばかりです。
そして15:30にやっと解放された我々は朝から何にも食べてなかったので、食事をして帰って来ました。
それにしても今日は足腰の痛みで何にも出来なかった私は情けないです、またまた家内に感謝です、ありがとうございます。
母さん良かったねリハビリ頑張って下さい、我々夫婦はずっとあなたに寄り添います、大丈夫!