2021年今年のニューイヤーコンサートのレコード
今年はリッカルド・ムーティでした、しかもコロナ禍での完全無観客でコンサートが行われた、前代未聞です、歴史的な名演の名盤となるかもしれません。
実況放送を観て直ぐに購入しました、間違いなくリッカルド・ムーティがウィーンフィルをそのホールで指揮して録音されたレコードです、観客が全く入ってないウィーン楽友協会ホールのニューイヤーコンサートがどの様な響きになるのか興味津々で楽しみです。
昨夜、家内と聴きました。
午前中に届きナガオカのスタットバン562(レコードスプレー)で帯電処理をしておきました、当たり前ですが何の傷もなかったです、既にテレビで観て大体の音質は分かっていたのですが、やはり私は良いと思いました。
一言で言うと全てが見張らせた様なクリアーな音質でした、家内も『クリアーだね』そう言いました、しかし確かに何時ものウィーンフィルのニューイヤーコンサートとは違い観客の拍手がなく、満杯に客席が埋まった状態でなく誰も居ないのでムーティは多分そこを考慮したのか、その様な演奏をしたのだと思います。
そしてムーティは今の世界の状況を音楽を交え語りました、言葉が分からないので細かな内容は分かりませんが、年の初めの祈りの様なものを感じました、素敵な年始の挨拶だったと思います。
何時ものウィーンフィルのニューイヤーコンサートとは全く違うので、演奏や音には賛否両論あるでしょうが『良いレコードを買ったな』聴き終わりそう感じました。
来たる2022年はホールが満杯になることを願います、多分来年はバレンボイムだったと記憶しています、今全世界はコロナ禍です、世界が一つになり乗り越えましょう。
亡くなられた方のご冥福をお祈り致します、そして世界が平和でありますように。