ポリウレタン皮膜のリッツ線
ウエスタンスピリッツはリッツ線を事細かに研究検証しました、ポリウレタン皮膜のリッツ線のメリットは、市販のロックリムーバーで剥離の出来るものも存在する、リッツ線にとって端末の剥離は最大課題であり、見過ごす事は出来ない。
何故なら?リッツ線は素線それぞれがとても細く、とても繊細だからである、カッターやサンドペーパーでも剥けるが気を付けないとすぐに切れてしまうし傷が付くサンドペーパーでは砂が残り全ての素線が導通しない可能性がある、それではお話にならない、それでは素線が削げて細くなってしまう、当然音はいちじるしく劣化してしまうことになる。
しかしつぶさに検証していくと皮膜で音が大きく変化する、しかし丈夫で剥離剤で剥離可能で音質に優れたポリエステル皮膜のリッツ線は何故だか製造されていない、単線ならば販売されてるのに…
なので二種ポリエステル皮膜のリッツ線ならば特注ならば可能であるが、これがまたいかなる剥離剤を使ってみても全く歯がたたなかった、なのでウエスタンスピリッツは独自の方法でそれをクリアー出来たが、十年はかかったが音は素晴らしかった、全く比較にならない。
ポリウレタン皮膜のリッツ線では皮膜も弱く音も駄目で使い物にならないと言う事です、剥離一つとってもこの有り様、ものを作るとは誠に大変な事です。
そして更に半田や端子にまで拘るとなると難易度は更に困難を極める、半田ごてに迄その拘りが必要になってくる、そして更に半田はやはり慣れが肝心、とてもではないが素人レベルでは作る事すら難しいと言わざるを得ない、単に導通すればオーケーではない、やはりしっかり丁寧に作りたい、それが音や計測値に出るからです。
しかも音に優れたスイッチクラフトの端子になると難易度は更に上がる、常に安定したものを作るのはプロとしてあたりまえ、しかしそれが一番大切な事なのです。
ポリウレタン皮膜のリッツ線はやはり使い処が違うのです、オーディオケーブルには向きません、