そんなこと分かってるよ
私のブログを読まれ、そう思ってる方もたくさんいらっしゃると思います、世の中には私より更に色々音質改善をされてる方もたくさんいらっしゃるようです、しかし『ならば何故良い音は何処にも存在しないのか?』である、みなさん理論だけはとてもご立派です、しかし実際聴いてみてもその理論どおりに鳴っていない。
私は仕事柄、人のシステムをよく観察し聴きます、結果どのシステムも肝心なところが駄目なのです、何時も思います『何でこのようにしてしまうのだろうか?』と、つまり固定観念が駄目な方向へガチガチに固まってしまっているからではないでしょうか?そして一つの方向へだけ片寄って思考が傾きすぎているからだと思います、私もその様なところがあります、壁に当たったときこう思いました『自分が変わらないと今以上先へは行けない』そこに気付いてからオーディオののびしろが広がりました。
付帯音、デジタルノイズ、アース、ノイズ、間違えた帯域バランス、どの方の理論を聞いてみても一つの事ばかり気にされている、そうではなく全体を見張らせ!なのです、ですからそれを実際ご覧になり、ウエスタンスピリッツの音を聴いてみてもらいたいのです。
その時は説明によって分かってもらったように感じるのですが、やはり暫くすると元に戻り結局、楽な方へ行ってしまうようです、人とはその様なものです、私はこう思います『結局同レベルでオーディオは分かりあえないのだ』と、悲しいですがどうにもならないように思えます。
しかし昔からの友は私のやりたい先まで理解してくれる、最近はそれだけで良いと思ってしまうのです、つまり人と人の付き合いの中で言ってはいけない事があります、しかし私はハッキリさせないと納得がいかないのです。
ですから『分かっていない事を分かって下さい』これを言い続けているのです、答えが出ている事を否定されても、私の中ではもうとっくの昔に答えが出ているのです、私もそうだった、それを知っていただきたく私のオーディオの進歩の軌跡を読んでみて下さいと御願いしたのです、私は過ぎ行く時の中で間違いに気付き考えて直してきました。
しかしなかなか難しいようです、多分ご自分が全否定されたようでおもしろくないのでしょう、しかし今のままでは何時まで経っても井の中の蛙です、それで良いのでしょうか?オーディオを理解するには素直でないといけません、知りたい事だけを一足飛びに知りたいだけならこのブログは無意味です。
オーディオとは多岐に渡りとても難しいのです、ウエスタンスピリッツが今までどれだけの事をやり、今にたどり着いたのか分かった方が早道だと言いたいのです。
その何故を過去のブログにはたくさん書いてきました、今読み返しても一切考え方は全くブレてません、しっかり出口に向かい行動している、是非はしょらず全部読んでみていただきたい。
私も以前はみなさんと同じでした、ブログは私の進化の過程も書いてきました、はしょって読まれた場合、後に成功に繋がる筈の事が抜けてしまい文章にならなくなってしまいます、結果失敗した方もいらっしゃいます、当たり前です私の失敗例をそのまま真似したのですから、これでは理解出来ない、私はそこを危惧しているのです、オーディオ以外の事もたくさん書いてますが、全てはオーディオに繋がっているのです。
オーディオは後に進歩とともに持論がひっくり返ります、本当はそれでは困るのですが後で気付き分かる事の方が多いとご理解下さい、今からすると幼稚な文面や色々あるとは思います、でも避けては通れません、そこを進歩ととらえてほしいのです。
特にネットワーク蟻地獄は皆さんが読んでいないところがたくさんあります、最後には答えが出ておりますのでご面倒でしょうが、はしょらずにお付き合い下さい。
その過程を理解せず、ムンドルフコンデンサーやガスのテァドラやアンプジラやデンオンの103やラジアンのダイアフラムを調べたところで何の参考にもならないと言う事です。
何故私がそれらを使い今の鳴り方になったのか?そちらが大切なのではないでしょうか?その理由を書いてきています、ムンドルフのコンデンサーや銅箔コイルは確かに優れています、しかしネットワークを作るには経験と部品定数を決める綿密な計算が必要になります。
ただそのものズバリを調べようとしても、それらを上手くバランスさせる内容を心底知らなければ、ネットワークを完成させる事は出来ないのです、私は書いてきています。
いくらイシノラボのアンプを使ってもシステムを設置しているそのお膳立てがしっかりしていないと、私が書いたようには鳴りません、オーディオを真剣に鳴らそうとしているなら肝心なところを理解してほしいのです。
不特定多数の方にお伝えするのにはやはり無理があると思います、しかしまだ見知らぬ貴方には分かってもらえるかもしれない、そう思い書いています。
そしてスピーカーの下やラックの下に敷いた板はスピーカーとラックの板を分離させています、一枚板で繋がっていては駄目だからです、ですからどんなに床をしっかり作ってもそれだけでは床からラックに振動が伝わり機材に伝わり結局駄目なのです、スピーカーの下はスピーカーの下、ラックの下はラックの下、機材の下は機材の下で完結させなければ駄目だと言う事なのです、全ては分かれているのですが、音質的にトータルで繋がっている、ここが味噌なのです、だからよく考えてからと話しているのです。
これは上手く鳴らす一つの方法に過ぎませんがブログに全部書いてます、変化の傾向や結果が全てでなく何故そうなるのかを理解された方が早いと言いたい訳です、後は貴方の読解力と応用が全てではないでしょうか?
ならばケーブルの事もご理解いただけると私は思います。