英ちゃん
今日はアルツハイマー型の認知症を患い今は老健(施設)でお世話になっている母の話です、暫しお付き合いいただけたら幸いです。
以前はこまめに会いに行けたのですが、今はコロナ禍のため母の施設も面会出来ません、それから一年経ちました、月に一度母がお世話になっている歯科医院から請求書が来ますので、それを家内と支払いに行っています、その時に母の担当のケアマネさんに詳しい話をうかがいますが、食事は好き嫌いがあるのか、その時々の気分なのか少し波があるようですが、概ね良好といった感じみたいです。
しかし生んで育ててくれた母です、やはり会いたいそれが心情です、母の施設は優秀なのか今のところ一人の感染者もでていません、我々が住んでるこの辺の施設は結構感染者が出ていると噂があります。
それが全くでないのはかなり厳しく管理されてる証拠だとは思います、がしかしそれとは別に顔を見たり、もう会話にならないまでも話をしたくなります、いくら大変だったとは言えそこはやはり親子なのです。
心配はしてないのですが心配なのです、我々夫婦は二階と三階で生活していますが、毎日一階の両親が暮らしていた部屋に行ってみると、もう二人が暮らしていた生活臭もなくなりさみしいものです。
特に父の香りはどんどん消えていきます、この雰囲気だけは亡くした者にしか分からないと思いますが、当たり前に居た二人が居ないのはなんとも言えないものがあります。
母よ…御元気で、もうすぐあなたの好きな春です、我々はただ母さんが穏やかに元気で生きていてくれたらそれだけで良いのです。
せめて母の顔を見たいです。