ウエスタンスピリッツのケーブルとは
リッツ線を研究してピカ一のケーブルの雛型迄は既に完成していました、しかしそのリッツ線の被膜を剥離するのに十年かかった、丈夫な被膜はショートに強く音も良いのですがその反面上手く剥離が出来ないからです。
ウエスタンスピリッツはリッツ線を事細かに本数を割り出した、折角割り出した本数全てが最初と最後で導通していないとそれまでの研究が水の泡となってしまう、しかしリッツ線の被膜は一般的には半田で溶けて導通することになっているのですが、実際やってみると半分も導通しないのです、焼け焦げた被膜は黒くなり更に半田がのらない。
測定機で測ると常に抵抗値が安定しません、色々やってみたのですがどうしても出来なかったのです、それでもウエスタンスピリッツのケーブルは音が良かった、私が良しとしたリッツ線は被膜が二種ポリエステルだったからです、普通のポリエステル被膜ならば剥離は可能ですが、何故だか普通のポリエステル被膜のリッツ線は販売されてないのです。
それを完璧に導通させることに成功したのです、『半田の方法がそんなに肝心なのかね?』と言う方がいらっしゃいますが、今までの説明で普通の方ならばそれがどれだけ大切なのか分かりますよね?その言葉を知り合いから聞いた時は正直がっかりしました、何故こんなに簡単な事が分からないのだろうかと。
ではもっと簡単に話します、普通のスピーカーケーブルを一例に挙げます、例えばアンプのスピーカー端子の穴が小さいからとアバウト半分の本数にしようと端末をカットして繋いだ、スピーカーの入力端子の穴も小さいからと端末で切って半分位の太さにして繋いだ、これではまともな音になる筈がない。
全てが導通しないとはこれと同じと考えて下さい、ましてやウエスタンスピリッツはリッツ線です、全てが被膜単線ですこれによりどれだけのエネルギーロスが起こるかです、それがピンケーブルなら更におかしな事になるのは必至です、例に挙げた普通のケーブルは被膜単線でないのでまだましですが。
それでもおかしいです、リッツ線は端末以外線同士が全部導通してないから尚更です、電気工事でよく見受けますが電線をアバウトに半分に分けてるような配線の方法です、それでも百ボルトは百ボルトになりますが、オーディオの配線としてはお話しになりません。
要はそれがどれ程の音質の差になったのかと言う事なのです、ウエスタンスピリッツは当たり前の事を当たり前にしただけですがこれはとても大切な事です、やっと完成し繋げたリッツ線は、何と三ヶ月経った今でも音が良い方向に変化し続けています、リッツ線は普通のケーブルよりも慣らしに時間がかかるのです、そしてとても敏感で音質改善をすると直ぐに分かるようになります。
そして今まで気付かなかったオーディオの粗が更に分かるようになります、私のシステムは以前から敏感でしたが、それが更に遥かに敏感になったのです、ウエスタンスピリッツのケーブルが優れていると言うより市販のケーブルが酷すぎるのだと思います。
オーディオケーブルだけが何故何年も全く進歩しないのだろうか?私はそう思い、まともなケーブルを作っただけです、つまりケーブルなど繋げてないかのようなケーブルの音になります。
癖がないとはそう言った意味です。
今までウエスタンスピリッツは色々音質改善をしてきました、その全ては全部当たり前の事です、よくセンスと言う言葉を使いますが私のやってきた事はセンス以前に当たり前の事です。
今回のリッツ線の成功は当たり前の事を当たり前にしようとしただけで、端末の問題は大問題だった事になります、しかし当たり前の方法が何処を調べても見付からず大変でした、市販のケーブルは当たり前でないから良い音にならないと私は思います。
ウエスタンスピリッツはそれをクリアー出来たのです。