ヒグマの恐ろしさ後日談と語尾
次の日学校へ行くと大変な事になっていました、一緒に行った子がみんなに昨日の出来事を話してしまったのです、すると話しはすぐに周りに伝わり先生方に伝わりました、一緒に行った子と私は別々に職員室に呼ばれました、その日親しい強い子にヒグマの大きさ等伝えるとまた一人でその子が月見峠へ、『俺がやってやる』と行ってしまったのです、私はまさか一人では行かないだろうと、でもそいつは』夜になっても帰ってこない』と家族から警察に連絡が入ったのです。
自衛隊と警察は直ぐに捜索が始まりました、その時に私は直ぐに自衛隊のジープで現地に行きました、色々調査したのですが現場にその子の血液の跡はあったのですが結局本人と自衛隊と警察が一人ずつ計三人がやられ捜索したが見つかりませんでした。
私の父は自衛隊でした、学校は私を守ってくれたのか父に話しはいきませんでしたが、その三人は結局見つかりませんでした、しかし夜に父から話がありましたが『絶対に月見峠は行くな』との事です、それだけだったのです、しかし大変な大事になってしまったのに父に話がいかない筈はないのです。
しかし子供心に何故人がいなくなったのに私と一緒に行った子の名前が出なかったのか今でも信じられないのです、担当の先生方にこの事は絶対他の生徒に話してはならないと何度も言われました、多分父に被害が及ぶからだと子供なりに理解しました。
私と一緒に行った子の名前は多分全校生徒は知っていたと思いますがそのことは誰も話さなかったのです、まるでマジックのようでした、私が峠に行った日父はたまたま一個連隊を引き連れ演習だったのです、もしも私の名前を公開していたら父は立場上自衛隊にはいられなかったでしょう。
1ヶ月後大きなヒグマと小熊は射殺されたと聞きました、しかし未だになんにも見つかっていません、その家族も全員遠軽から引っ越しました、私は父にも母にもあの出来事だけは話していません。
最近家内にだけ話しました、家内も私と同じに感じた筈です、ヒグマに勝てる訳がありません、しかしこう思います、ヒグマにはなんの落ち度もないのです、山の中で出会った生き物は殺して食べるのです、ごめんなさいや言い訳はヒグマには通じないのです。
行かない事です、山にヒグマはたくさんいます、この話しはとうとう父に話しませんでした、
師匠の作ったケーブルは中島みゆきさんのありがとうを聴きましたが語尾の強さは正にヒグマの強さがありました、最近のケーブルは正に語尾の強さを思っての事でした、その強さとは他の帯域がしっかりしてないと鳴らない音だったのですか、私も語尾の強さを思っての事だったのだと思います。
しかし色々考えるとオーディオを上手く鳴らすにはケーブルだけでは無理があります、周りが振動対策も含めよほどしっかりしてないと今のようにしっかりしたケーブルは作る事が出来ません、語尾のしっかりした音を作るのはとても大変なのです。
超まともな音とは全帯域がバランスを含め堂々と鳴ることです、しかしそれを書くとみなさんは全く違う方向へ行ってしまうのです、そして間違えた理論が蔓延ってしまうのです、その事をお伝えするためにヒグマの件が必要と思い書きました。
ウエスタンスピリッツはずいぶん勘違いされてるところがあります、みなさんオーディオは簡単に考えてみて下さい、分かりやすく話せばオーディオは交流です、プラスの線にもマイナスが流れマイナス線にもプラスが共存します、けれどノイズに効果があるのはプラスの線です、マイナス線にシールドをしてもあまり意味がありません。
私は数々の線の太さから0·12ミリ皮膜単線を108本と定めています、その合計表面積は1·6ミリと同じだったのです、そしてマイナス1·6ミリ皮膜単線だったのです、色々試しましたがどちらもプラスマイナスと用途は違えど1·6ミリ必要だった事になるのです、単線だけでは無理です。
ウエスタンスピリッツのケーブルはプラスはリッツ線です、リッツ線とは108本全てが皮膜単線です、皮膜は剥離材でも熱でも導通させる事は出来ません、その導通を100%にするために日夜努力したのです、素人には絶対に出来ません、是非、借りて聴いてみて下さい。
今までご自分がいかに間違えていたことに気付かれると思います、ですからケーブルで音を作るなど全くナンセンスなのです、鳴る仕組みが少しは分かりますか、みなさんオーディオを難しく考えすぎです。
ウエスタンスピリッツを越えた、そう思うのは勝手ですが今の方法で越える筈がないのです、理論は分かりましたね?肝心なところがしっかりしてないとオーディオは鳴りません、これだけは間違いのないことです。
ウエスタンスピリッツが求めたのは語尾の強いことです、常にそれを念頭に決めて来ました、本当に良い音とは?優しく深く時として厳しくそして鋭角な響きを持ちながら何処か懐かしい郷愁を帯びていて、録音そのものの音の事なのですが語尾の強い音とはその全てが鳴らないとそうは鳴らないのです。
それを鳴らすためにはお膳立てがしっかりしてないとそのケーブルは作れないのです、そして全てを纏う皮膜もとても大切なのです、それを探していたら膨大な時間がかかってしまったのです。
それを伝える為にはどうしても自然界に生きるヒグマの話しになってしまいました、私の話の中から変換して言いたかった事を理解してほしかったのです。
私は賭け事が嫌いです、何故かと言うと賭け事をして負けグセをつけたくないからです、そんな事より自分に賭けたいからです、嘘だとお思いなら一度モニターされたら分かる事です、他に言葉はいりません。
しかし世の中には順序とルールがあります、しかしルールは邪魔をせず破る為にあります、私はそこを飛び越えたかった、そして私はオーディオ的に色々そのルールについて考えてみてみたのですがルールは分かりませんでした、今は語りませんが一つだけルールがあったのです。
しかしたしかにもう一手間とものが一つ増える、しかしこれが完成し聴いた時『これだ!』そう思いました。