東日本大震災
東日本大震災から昨日で丸一年経ちました、一年はとても早かったです、しかし復興は凄く遅れています。
そろそろ絆と言う言葉だけでなく、心の温もりだけでなく、これから被災地に本当に必要なのは復興するためのお金であると考えられる。
これはいささか不謹慎なのかもしれません、予知出来ないのだからどうにもならない現実です。
去年の三月十一日、私は前の日に飲みすぎて今はなき新宿歌舞伎町のサウナフィンランドに泊まり、朝早く自宅マンションへ帰り、妻と寝ていた、午後、急に今まで経験したことのないほどの地震を感じ、飛び起き、すぐにテレビをつけました、少しすると宮城県をはじめ沿岸部がみるみる飲み込まれていきました。
こんな事になっているのにどうする事も出来ない、私は我が事の様にその映像を見ていた、しかし、津波とは想像していたものとは随分と違いました、もっと凄く高い大きな波が一気に来るものと思っていました。
少しずつ水嵩が増して、そしてやがて引いてゆく、その時に総てをもっていかれる、何とも恐ろしく黒く汚ない海水、そして火災になっていた、何とも無力な人間、誰もがどうすることも出来なかった、それが東北沿岸部の人に共通する言葉ではないだろうか。
あれだけ絶対に大丈夫と言われた堤防をいとも簡単に津波は軽々と越えてしまった、むしろその堤防があったがゆえに今度は水がひかない、これは悲劇的な影像です。
福島第一原発の津波によるメルトダウンは想定外?いいやそれは違う、昔からこうなると予測していた学者や評論家はたくさんいる、やっぱりその通りになってしまった。
原発は確かに効率だけは良いだろう、しかしいったん動かしてしまったら死のカウントダウンは始まる、残念ながらこれから先は総て完全停止する方向に世論は動くことでしょう。
しかし原発にとって変わる電気エネルギーを作る方法はいまだに完成されていないのが現状である、この国がこれ程までに発展してきたのは、原発(豊富な電力)のおかげだろう、しかしこれからはなかなかそうはいかない。
そして今、中国や韓国は昔の日本と同じようなバブル景気(都市部だけ)になっている、かつての日本と、とても似ている、日本のバブルは弾けた、となれば特に中国と韓国は近い将来同じ事になる可能性は高いと私は思う、一気に世界恐慌になるだろう。
さて、そこで世界の様々な国のトップはどう動くのだろう、今年はロシアをはじめ各国のトップが大きく変わる、そこが総ての鍵になると私は思う、これからは地球規模で人間がどう手を結ぶのか、それが問題ではないだろうか。
本当の事を話せば、食物連鎖はもう始まっている、日本は自給率の低い小さな国だ、いったいどうなるのだろう。
私は不安で仕方がない。
昨日震災から一年そんな事を考えていました。