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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
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ネットワークは更に激変してきた

オーディオは何かを変えると直ぐに答えが出ないものです、ですから私は変える前にかなり色々なソフトを聞き込み、その現状を大学ノートに書きます、そして定数を割りだし部品を選び購入してきます。

何故そんな事をするのか?
何をやったらこうなったのかを書いておかなければ実験をした意味がないからです。

そして、その実験の結果、変化は突然にやって来ます、今回のように。

昨日迄は確かにこんなに大きな違いはなかった、どうしたのだろうか?今までに全く聞こえてなかった細かい音が明らかに増えているのと、圧倒的音圧と音色の濃さがプラスされていた。

今聞いているのはレコードで、オスカーピーターソンのNIGERIAN MARKETPLACE日本盤ポリドールのパブロ28MJ 3127です、少し前まではつまらなくてあまり針を落としていませんでした。

オーディオルームでかけておき、隣のリビングで聞き流していた、ところがあまりにウッドベースの音が凄いのでスピーカーの前に座ったのです、何度考えても今まで、この鳴り方はしていませんでした、楽しくなりました。

今まではとてもおとなしく、演奏が終わったあとの拍手の音がとてもうるさかったのです、JBLなのだからそういうふうになるのは当たり前と思う人もいるでしょう、ところがこの鳴り方は私が今までたくさん聞いてきた、どのJBLの音とも違います、普通JBLの音は中域がどこか薄く、アルテックの様な中身の詰まった音にはどうしてもなりません。

今、それが鳴っています。

ENACOMを繋げて変化し、その少し前に新しく交換した固定抵抗のエージングがやっと終了した事を意味するのではないでしょうか?まるでウエスタン594の様な音です。

一般的に抵抗はコンデンサーやコイルに比べで早くエージングが終わると聞きます、でも、私は少し違います、100時間は最低かかると思っています、実際はもっとです。

ツィーターやドライバーの鳴り方が変われば、その変化は倍音で繋がっている為に、ウーハーにまで及びます、とにかく上下左右と前後の感じが全く変わって来ました、これから更に変わるのかもしれません。

言われてみれば以前新品で購入したデノンのDL-103の情報量も最近かなり増えて来ているのも感じています。

何せ私はトーンアームの内部配線迄ウエスタンの極細単線に交換(改造?)しております、心配していましたが、アームの回転には全く支障はありません、アームのエンドの5ピンの端子も外して直に線を出して、PUケーブルと半田で直付けしています、シェルのリード線も自作ウエスタン単線です、当然半田もこだわっています、私に妥協はない、細かく改良実験を行った結果がここになって総てきいて来てるのでは?と思っています。

現在私はMCトランスを繋げておりません、MCヘッドアンプです、音がトランスと何度も聞き比べて、圧倒的にクリアーに感じるのと、情報量が多くダイナミックレンジが広く感じたからです。

しかし、ヘッドアンプにして少し薄く明るくなった音質をなんとかするために努力してきたのです。

MCヘッドアンプの情報量やダイナミックレンジの広さをそのままに、濃厚な音の方向へ私なりにチューニングしてきたのです。

それはCDとアナログの鳴り方の差をつめる意味もありました、逃げの方向にいかなければ必ずその差はつまる筈だと思っていました、CDはアナログに近づき、アナログは高級CD並みに情報量が増えると思っていました、かなり近付いて来ました。

話すのは簡単ですが、実際にその音を鳴らすとなると、はじめは、まるで雲を掴む様な話しでした。

中には絶対に無理だと言った人もいました。

これは余談ですが、今のままではCDは更に音が良くなる前に、もうそれ自体が消えてしまいそうです、みなさん売り場からCDプレーヤーがかなり消えて来ている事にお気付きでしょうか?盤に至っては絶滅状態になりつつあります、どこのお店に行って見ても、ありきたりの定番ばかりが並んでいます。

オーディオはまだまだ鳴りますね、それはもう間違いないと私は感じますが、また、今までにやった実験総てが幻に終わるかも知れないのです、しかし、私は、止まっている事は出来ません、もっと真実を知りたい、何故なのかを。

しかし、遂にメーカー品が設定するであろう、標準の音をJBLやコーラルのユニットで自作ネットワークを組み、やっとなんとか鳴らす迄には至ったのではと自分では思っていますが、まだまだ先があります、終わりなき趣味、それがオーディオです、みなさんが思っているよりスピーカーはレコード会社やミキサーの録音の違いや癖をハッキリ出すものです、そしてそれは驚く程の差です、我が家は遂にそこまで鳴りました。

オーディオは、別々に組んだスピーカーユニットを、標準の音に一つにまとめて鳴らすのは至難の技であり、大変だけれど、とてもたのちぃーです。

オーディオはいくらでも良い音には確かに鳴る、しかし、いつ聞いても、誰に聞かせても良い音にはなかなか鳴らない、貴方だけが良いと思っていて、他人が舌を出して聞いてるようでは、正直悲劇だと私は思う、舞い上がらないまともな音にしよう!

今回は、ちょっと長文でしたね、読んでいただきありがとうございます。

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