LINN SONDEK LP12
私が過去に使っていたターンテーブルです、調整がとんでもなく難しいアナログプレーヤーで調整は多分永遠に決まらない、使ってる人や調整によって音が格段に違います、当時の私の技術では調整しきれず真価を引き出せなかった、その難易度はまるで優れたネットワークを作るかのようだった。
LP12そのものの機械精度が保証されているだけなのだ、後はこちらの腕次第です、精度の優れたキットやパーツみたいなものです、購入して、ただ設置しただけでは、お話にならない、絶対的な水平精度やサスペンションの調整精度をだすのは本人のセンスと能力が要求される正にパーツ販売と言っても過言ではないだろう、しかし決まればその精度は素晴らしい。
しかしこのターンテーブルをおいて優れたアナログ再生は不可能と私には思われる。
一番難しいのはこの機種の絶対的な水平を決める事だろう、急流の川の上に浮いた細いカヌーの上で精密機械を組み立てる様なものだ、根性のない人間ははじめから諦めた方が良い、購入しただけでは絶対に鳴らない、いくら研修を受けたメーカーの人に調整をして出荷してもらっても、その調整は輸送でずれるし、三日ともたない、その難易度はこのターンテーブルを過去に使った人が分かるだろう、私は今一度チャレンジしてみる事にしました。
私は過去にSMEシリーズⅤをこのターンテーブルにチョイスした、今度はEKOSにしようと思う、それはなぜか?他のトーンアームとは音が全く違うからだ。
新たに完成するであろうリスニングルームが出来上がったら、しかし高額になりましたね、溜め息が出ます。