知り合いが試聴に来られた
彼のスピーカーは、タテマツ音工の一番上のクラスのボックスに収まったTADのフルセットなのだ、ホーンだけが我が家とおなじコーラルAH-500なのだ、そう私は、彼にコーラルのAH-500の中低域の素晴らしさをすすめられ、購入した、やはり我が家でも素晴らしい、そして、彼は実際かなり良い音を鳴らしている人なのだ。
TADは、家庭で鳴らすのがとても難しい、それを何事もなかったかの様に、当たり前に鳴らしてしまった数少ない方である、我が家はいつも彼の音に遥かに負けている、今回はリッツ線ラインケーブルを製作し交換してある、今回まだ、エージングにやや時間不足を感じる、が、さてどうか。
先ずはCDの音であるが、開口一番、今日はCDはやめましょう!っと言われてしまった…
私も感じていたのだが、あまりに音に元気がなく、つまらない。
言葉は悪いが、カセットデッキに負けるような酷い音だと彼は言った、私も同感、最近のブログにも書いたが私のCDは音が悪すぎる。
CDを二枚聞いて、すぐアナログに切り替えた。
彼は頑丈な四角いボックスを使っているせいか、低音がとてもクリアーで、あり得ない様なかっこいい低いクリアーな低音を鳴らしている。
我が家の低音は引き締まっていてボケてはいないのだが、彼の低音と比べて、どうしても低いところが薄く、特定の周波数が被ったような鳴り方をする。
高域も、コーラルH-105では音が薄いと指摘をうけた、彼のツィーターはET-703だ、やはりTADか、とも思ったが、私のドライバーはLE-85なのだ、TADを購入したとして、上手く繋がるだろうか、これだけはやってみなくては分からない。
彼は、この低音は私が、スピーカーとの距離ではないか?と話すとはじめて距離かな?でも分からないと話した。
そして今回のリッツ線ラインケーブルの話しになった、私はブログに書いた通り子供のころから勉強をしていない、だからリッツ線の理論の事を間違えて理解していた、ブログに書いてる内容が間違えてる事を強く指摘をうけた、私はいつも直流抵抗と話していた、でもそれは違う、オーディオケーブルの場合、インピーダンスだと、私はこれから勉強しなければならないと思った、いくら勘で作ると言っても、理論をちゃんと理解しなければ、説明も出来ない、良いものも作れない、オーディオは確かに理論どおりにならない、しかし分かっていてそうしてるのと、分からないでそうしてるのとでは、その意味が大きく違ってくる、そう思った。
しかし、色々細かく教えていただいたが、まだ私は理解しているとは言えない、私は、小学生レベルの電気の理論をこれから勉強しようと思う。
今回は、前回と比べ、音はかなり変化していたらしい、オルトフォンのSPUにしたのはかなりのメリットになったのではと話していた。
それは私と同意見だ、しかし、やはり私も感じているが、リッツ線ラインケーブルは、まだまだ開発の余地ありとの結論に至った。
彼の意見やシステムの音からして、オーディオは、ある程度の理論を理解して、ちゃんと作り、鳴らせば、ちゃんと鳴ると言う事ではないだろうか、彼の意見は絶対に揺るがない。
本当に正しいものから正しい音が鳴る、それが総てとは言わないが、そうとしか考えられない、彼の話を聞いてそれを強く感じ、私もこれからそうしようと強く思った。
みなさん今回は馬鹿を露呈してしまったが、知らないで生きていくより良かったと思う、とても有意義な一日となった、感謝。