両親の引っ越し
今日、家内と両親の引っ越しの手伝いをしてきた、この時期にエアコンのない部屋で、重いものを運ぶのは非常に大変だった、目眩がして、身体中の水分が全部出てしまったのではと思う位汗をかいた。
今、私が住んでる街から実家までは、電車を乗り継ぎ、約一時間半の道のりである、今回、建て替えの住宅ローンの件で、私は何度実家に足を運んだ事だろう。
年老いた両親は、二人で静かに何不自由なく暮らしていた。
この話が持ち上がってから、火のついたような毎日だったのだろう、私が実家にいく度に両親がどんどん小さくなって見えた。
父も母も待ちくたびれて、疲れ果てていた、結果がなかなか出なくて、いつもイライラしていた、それも、いい加減諦めかけていた矢先に、私達の住宅ローン審査が通過したのだ。
考えてみれば悪いことをしたのかなとも思う、しかし新たな家が出来るのだ、やっと一つ、肩の荷がおりた。
しかし両親は、今住んでるところからいったん引っ越して、家が建ったら、またそこから新居に引っ越ししなければならない。
歳をとった夫婦には、かなり大変な事なのだ、ならば私達若夫婦が総て動くしかない、そう話し合った。
引っ越しの手伝いから、引っ越しの手配、エアコンの移設の手配、アンテナの移設の手配、、一応総ての手配は終わった、と思ったが、まだまだある。
二週間後に引っ越しである、家を建てるのはけっこう大変な事だ、引っ越し以外にもこれからまだまだ色々手続きがあり、ビルダーさんとの打ち合わせがあり、多分かなりのハードスケジュールとなることは間違いなさそうだ。
しかし、心の中で両親が、本当は喜んでいるのが手にとるように分かる。
色々あったが本当に良かった。
でも、これからだな。