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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
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オーディオケーブルのエージング

しかし、いつも思うエージングとはいったいなんなのだろう?ケーブルは、ある程度の時間鳴らせば確かに音が変化する、と言うか出来上がる。

ある時間とは、ラインケーブルで72時間、これは私の例だが、一日3時間聞くとすると24日かかる事になる、普通の方で毎日一時間となると、72日となる、約2.3ヶ月である、正直、こんな事やってたら人生終わってしまう(笑)

厳密に言えば、本当はもっと時間がかかる、あくまでも72時間は目安にしていただきたい。

なので、CDプレーヤーだけ電源を入れておいて、ケーブルをプリに繋いでおき、パルシブなパーカッション等の入った、派手めな曲をリピートしておくと良い、(この方法はお使いのCDプレーヤーに、リピート機能がないと出来ない)プリとパワーアンプの間は、プリも電源を入れて、パワーアンプは電源を入れないで、プリのボリュームを大きめにしておけばエージング出来る、しかし再びパワーアンプの電源を入れる時は要注意、しっかりプリのボリュームを絞ってから電源を入れないと、そのままのパワーがスピーカーに入り一発でスピーカーを飛ばす事になる。

しかし、問題はスピーカーケーブルである、音が出る出ないに関わらずパワーアンプの電源が入りっぱなしになる、これは危険なので、是非止めていただきたい。

電気は一秒間に地球を何周もすると言う、理屈で考えたら三十分も鳴らせば良いような気もするが、我々のうかがい知れない事が、ケーブルの中で起こっていることになる、そこは多分、線の中の粒子レベルのお話になるのでは。

しかし確かにオーディオだけでなく、特に映像機器の電源である、DVDブレーヤーや液晶テレビの電源に、ノイズカットトランスを入れると、映像は格段にクリアーになる、目は耳の何千倍の感度があると聞く、もしも目並の感度が耳にあったなら人間は、色んな音が聞こえ過ぎて、落ち着かずパニックになり、気が狂ってしまうかも知れない。

それはこの際、省くとして、やはり感度の鈍い耳でも人はたくさんの方の試聴結果から、その違いを聞き分けている事になる。

映像と違いハッキリしたものではないが、個人差や聞き分ける馴れもあるとは思うが、やはりエージングはかなり必要だと言いたい。

私は以前、そんなものは錯覚だと思っていたが、今はそうは思わなくなった、ハッキリ分かるようになったのと、やはりその違いが分からないようではオーディオは無理である、もしラーメンに例えるならば、醤油か味噌か塩か位の差があると私は思う。

分からなければ何を食べても同じと言う事になるが、オーディオケーブルとなると、もう少し難しい、水道水の味か?天然ミネラル水か位の違いに似てはいないだろうか?ワインもよく似たような話しになる。

水道水と天然ミネラル水の味は、比較するのに馴れて分かって来れば、全く違うが、同じ温度に冷やして、同じ条件で目隠しされ、飲まされると、いったい何人の人が分かるだろうか?そんな細かなレベルかも知れない。

なぜここまでの話しに飛躍したかと言うと、エージングとはそんなレベルの話しに近いからだと言う事になるからです、しかしその僅な差が以外と大きいのだ。

オーディオケーブルの音は、とてもゆっくり変化するので、なかなか気が付かない、よく電源コンセントが錆びているのに気付かず暫く聞いていて、その錆をコンパウンドで磨き聞いてみると驚くが、また少しすると(三ヶ月位)錆びてくる、しかし、なかなか気が付かない、それと似ている気がする、それも理由の一つとは思いますが、私はその変化を楽しんで欲しいと思うのです。

その位の余裕が心にないとオーディオをつまらないものにしてしまう、それが残念なのです。

オーディオをゆったりと楽しみましょう。

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