引っ越しはもうすぐ
いよいよである。新居はもうすぐ完成する。完成したら次の日に引っ越しである。
十二年の間にたまった粗大ゴミの処分や、要らないものの処分、膨大な数のレコードの箱詰め。今週はまるで戦争だ。
まだここに住んでる訳だから、生活しながらの荷物の梱包は、順序を慎重にやらなければならない。
スペースを作るために本当に必要なもの以外は、どんどん効率よく箱詰めしなければ間に合わない。
もう食事は外食にしよう。家内と決めた。
新居で使う新たな家電製品や家具や生活必需品は昨日と一昨日でほぼ揃った。
三連休は、毎晩夜の二時頃まで借りた車で走り回った。
なのに、特に実家の母は我々の努力を全く分かってくれなかった。その時の感情や自分の都合だけで物事を話す。
いい加減嫌になった。家具を買いに行っても全然決める事が出来ない。何を見ても過去の生活スタイルとの比較で、新たな発展的なスタイルに変えることが出来ないのだ。
人が使っているものや今まで使っているものを基準にものを選んでいる。その点、父は全く違う。少しずれているが、新しくしようとしている。そこで母と口論になるのだ。
なんだか父がかわいそうになってくる。が、息子である私はどちらの見方も出来ないのだ。
いくら親子でも入って良い話しと、そうでない話がある。後々しこりを残したくない為である。
しかし、二階のリビングのカーペットがなかなか家内の気に入った草原の感じのグリーンが見つからない。どうしょう?
私は、家内の思い描いたイメージを壊さず、どうしても叶えてあげたい。
それでも、広いオーディオルームが形になった。これから張られる壁のクロスと床に敷くタイルカーペット。山小屋風のお部屋。後少し、とても楽しみである。
後少し、気張るぞっ!