自由に生きると言う事
今日はオーディオとは関係のないお話しですが、本当にそうでしょうか?私にはそうは思えないのです。
本当の自由は、実は、どこにもないのかも知れない。でもそれは、普段からの自分の行いであり、世間が下すものである。その範囲内で周りが認めてくれるものなのかも知れない。
私の人生は、トータルで今、ピークなのかも知れないが、とにかく現在、あまりに緩くて少し不安がある。
しかし、多分これで良いのだ。たくさん抱えていた問題は両親の事も含め、とりあえず今のところ総て解決したと感じる。
世間の目もあるが、やはり両親との信頼関係が一番大切である。そのバランスの舵をどうとるか、それがとても難しかった。物事には総て順序があるからである。
いくら私が昔ここに住んでいて、両親の子供とは言え、結婚し家を出て、この町内に新たに足を踏み入れた我々若夫婦としての立場は、新参者となるのである。昔の様な両親に守られた、気ままにとはいかない。
細かく言えば切りがないが、我々に代が変わったからである。色々あった。実際に自分が私と同じ立場になったら分かる。本当に大変である。
神様の様に正しく、総て行儀よく日々生活しなければならない。以前の生活とは180゜違う。当たり前だったことがここでは非常識となる。はじめはだるかったが何となくできるものである。
私が今回思ったのはこうである。町内には色んな方ががいらっしゃる、各々の立場もある。言葉は悪いかも知れないが、常識のない者には常識的な範囲でお付き合いし、常識のある者とは多少外れても大丈夫。しかし、甘えてはいけない。
ようは相手に心のゆとりがあるかないかであるが、それを一人一人見極めるのがとても難しいのである。
私は営業だった、正に得意分野である。
しかし自分の家とはこれ程良いものだったのか…自由とは、常識の範囲の中にしかないものである。
やりたい放題と節度ある正しい自由とはやはり違う。