モニター応募のリッツ線の製造を開始した
みなさん、オーディオは最後ケーブルで音が決まる。今、ウエスタンスピリッツは去年から開発し、音に納得したリッツ線の製造に入った。
本来は九月に完成する予定だった、しかし、己のシステムの音に、部屋を含め、今一つ納得出来なかった。
そんな時に、今まで蓄積されたノウハウを総て注ぎ込んだリッツ線の音を決定して完成させるのは、どうしても得策とは思えなかった。私自身が音質改善効果をしっかり掴みたかったのである。
システムはまだ完全に完成ではないが、思うところまで徹底的に附帯音を減らしたり、振動板の分割振動を減らしたり、色々実験していた。そして何処まで行っても切りがない。
そして遂に、今のこのシステムのレベルの音ならば、もう判断出来るだろうと思った。そしてこのリッツ線が市販品と比べ、負ける事はないだろう。そう思いゴーサインを出したのである。
リッツ線は、今までのウエスタンスピリッツサウンドとはまるで違い、自分で話すのも誠に馬鹿みたいなお話だが、欠点が見つからないのである。
繋ぐと実にしっかりしていて美味しい音になる。先ずはRCAケーブルのみだが、肝心な値段は1メートル右左ペアで4万円とした。
一ヶ月無料で貸し出し致します。ご購入するかしないかは貴方次第である。とりあえず聞いてみていただきたい。
そして、聞いた感想がほしい。それを吸い上げ、ウエスタンスピリッツはここまで進歩してきたのである。
ケーブル本来の音が鳴り出す迄に、最低でも鳴らす時間が72時間はかかると思う。一ヶ月聞いて、元のケーブルに戻した時、多分、外したくなくなると思う。
ハンドメイドの為、どんなに頑張っても一日一本作るのが精一杯である。
そして、音の良いスイッチクラフト製のシルバータイプの端子に半田をするので、作ってからやはり72時間は音がパッとしないのである。出荷はその後となる。
RCAケーブルは130㎝位が一番音が良い、もう少し長いケーブルも製作出来るが、少し作り方が異なる。今回は130㎝をつくり無料モニター応募を募る。
何度も試したが、百万円近い価格で販売されている同じ長さ(一メートル)のケーブルと比べても、聞き劣りは全くなく、むしろウエスタンスピリッツのリッツ線は、鮮度が抜群に高かった。
素線の径や本数を0.6㎜фの単線の径に定め、0.12㎜ф単線を何本にしたら同じ断面積になるかを徹底的に研究し、試聴を繰り返し、完成したケーブルである。
しかし、マイナスは1.2㎜単線一本である。度重なる実験の結果、マイナス迄リッツ線にしてしまうと、市販品とたいして変わらないのである。ここが他のケーブルと少し違うところである。この音にする為に、色んなパターンで100本は作ったと思う。標準と思われるベルデンとは全く違う。
その試聴結果は、去年の八月位からのブログに総て書いてある、参考の為に最初から総て読んでみてほしい。ケーブルを作るにはセンスが必要なのであり、知識だけでは絶対に作れないのが、ご理解いただけると思う、本当に大変だった。
そこに引っ越しが重なり、しかも新居の為、部屋が極端に変わり、なかなか音が判断出来なくなってしまったのである。
今回のリッツ線は、既に販売していた0.6㎜単線を四本捩ってプラスとし好評だった断面積と同じ径(実際は少し太い)になった。
リッツ線の、表皮効果の音質改善効果は、高域だけにとどまらず全帯域に及んだ、そのリッツ線の音質改善効果は、計り知れないものとなった。
ケーブルで音が変わらない?とんでもないお話である。ケーブルで音は激変する。
もう少しだな。