深夜のオーディオ再生と高周波ノイズ
ここは以前の街道沿いと違い、とても静かである。そして耐震構造に優れた新築の家屋である、電源にも拘った。
夜中に眠れず、音がない静かな部屋に入ってみた、当たり前だが、何の音も聞こえない。聞こえるのは24時間換気の僅な音位である。
これは新居の自慢話ではない。
オーディオのスイッチをオン!CDを再生してみた。思ったとおりだった、やはり昼間に繋いだノンシールドケーブルは音が全く違う。しかし今回のケーブル実験はそれだけではない。それを深夜に試してみたかった。
正確には、まだ実験段階なので内容をお伝え出来ないのがとても残念である。
やはりそこそこ迄鳴ったシステムならば、この様な鳴り方になるのである。ただシールドを外し、ノンシールドケーブルにしただけならば、このような結果にはならなかった。
柔らかで音の分離に優れ、強く、しかもうるさくならず、綺麗な鳴り方になった。
特に低音の鳴り方が素晴らしい、勢いがあるのに柔らかい、そして音が早く制動がきいている。
そして、今まで歪んで聞こえていた音が全く歪んでない事に気が付いた。
そして、その物体をあちこちに置いてみた。オーディオ機材やケーブルは、高周波ノイズに完全に侵食されている事が推測出来る。
そして私も含め、みなさんは、その音と上手くお付き合いしている事になる。これこそがエネルギーロスなのである。
本来ケーブルが多少長くなっただけで、計算上は音が著しく変化をする事は、ゼロではないが少ない。しかし、ちゃんとした根拠があったことになる。オカルトでもなんでもない。
深夜、静かな部屋で聞いた音楽は、そんな事を語りかけてきた。