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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

船橋のお客様宅へ再び

やはり、ここではJBL4560の裏板を外した方が、明らかに低音が出る。我が家とは少し違う鳴り方だが、素敵な分厚い低音である。

そして、初め前回とは全く異なり、かなりの音質で鳴っていた、前回手を入れてから一ヶ月位である。

前回はスピーカーケーブルを総て、ウエスタンスピリッツと同じリッツ線で配線を終えていた。一ヶ月経った音の変化は、こなれていて本当に凄まじい事になっていた。お客様がその間しっかり鳴らされていたのが分かる。

そして、最近我が家でも行ったが、スピーカーボックスの下に付けたキャスターを外したのである。下には3㎝角の黒檀キューブを三個ずつ敷いた。ボックスやウーハーの動作点が変化すると、総てのユニットはしっかり手を結んだ。

今回はリッツ線で、CDのノンシールドピンケーブルと、アナログのピックアップケーブルとMCトランスからプリ間のシールドケーブルを繋ぎ換えた。

先ずはCDを聞いた、鳴った瞬間に二人で顔を見合わせ、思わず大声で笑ってしまった。音が激変だったからである。

次にアナログである、こちらは更に変化が大きかった。今までは私が十二年前に作って繋げたウエスタン単線のシールドケーブルだった。やはりリッツ線は素晴らしい、誰にでも分かる位の違いである。

そしてウエスタンスピリッツ同様、アナログとCDの音質の差が少なくなった。

ネットワークの部品選びや作り方、固定抵抗の部品選びや定数の設定等、とても大切である。今回成功したのは、それらが総て上手くいっていたからである。

とにかく音に余裕があり、リアルである。今日はお客様が何をかけても上手く鳴った、正にエクセレントである。

楽器の分離に優れ、うるさくならない。当然重心の低い、落ち着いた鮮やかな音になった。奥行きや広がりはもう桁外れである。

お客様はとても喜んでいた。こちらも嬉しい、去年九月に再会したお客様は元気がなかった。今日は、お客様の口から「オーディオにたくさん励まされ助けられた」と言葉が出た時は正直嬉しくて胸がつまった。

毎度の事ながらオーディオを仕事にして良かった。

帰り際お客様は、どんどん貴方が話したとおりの音になっていくと話してくれた。

今日の音の変化は凄まじいものだった。これから更に鳴って来るだろう。感謝したいのはこちらである。

うーん最高の気分である。

そして、朝起きてメールをチェックすると昨夜0時41分に、お客様から興奮した感謝の内容の連絡が来ていた。今日はまだ興奮して眠れそうにないと。

こちらこそ、感謝致します。

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