ウエスタンスピリッツの更なる目標
システムや機材の下やスピーカーの下は、ウエスタンスピリッツとしてはまだまだだが、大まかには決まった。さて次に何を行うべきかもう答えは見えた。
ここまで来たらいよいよ最終章、アナログプレーヤーのキャビネットのマス(総体積)である。今のキャビネットはYAMAHAオリジナルよりも板がわずかに厚いだけである。
トーンアームを支える板は、しょせん25㎜厚の赤タモの集積材1枚である、システムのエネルギーロスを減らすとまだまだ薄いと考える、今はその位強烈な音になった。
普通のオーディオシステムならば、25㎜の厚の板でアナログプレーヤーのキャビネットを作ったら充分だろう。
しかしウエスタンスピリッツの音はもう仕上げに入った。かなり強烈である、多分もうあり得ない異次元のレベルに入っただろう。しかし、更に上には上があるかもしれない、そう思っている。
もっと響きの優れた木材(チーク材)で、キャビネット側面の質量を上げ、キャビネットのトーンアーム周りの質量を上げる事により、音はもっと静かになり、間違いなくクリアーで強い音になる筈である。
もうやるしかない、その時に作っておいた完璧なPU(ピックアップ)ケーブルをやっとトーンアームの内部配線と直に半田で繋げる事が出来るのである。
これがどれだけ凄い事になるのか。
そしてウエスタンスピリッツは次第にクラシック党になってきた。
しかしクラシックを更に鳴らそうとすればするほど、更なる強烈な音のレコードを知らなければならない。
マイケル・ジャクソンのBADである、このレコードは本当に強烈な切れの優れた現代的な優秀な録音がされている。
これを鳴らせずしてクラシックの穏やかな鮮やかなホールトーンは鳴らせない。個人的にそう思った。これがレーベルやジャンルを飛び越えた理解だろうと思う。
総てを飛び越えた音で鳴らすとはこう言った事であるとウエスタンスピリッツは以前から思っていた。
まだまだ続くが、多分、これがウエスタンスピリッツの音を決める最終章になるかもしれない。
ウエスタンスピリッツは、確実に最後までやります。
でも正直まだまだです、オーディオは楽しい。