ブルーチーズスティルトンとリンゴふじ
この食べ方も拘り屋さん、千葉のIさんからの情報だった。
とにかく臭い、が、凄く美味しい。チーズにも色々あるがイギリスのブルーチーズ スティルトンはエリザベス女王も毎朝食べてると聞いた。
スティルトンを一口含み、リンゴ(ふじ)と一緒に食べる、これが堪らなく美味しいのである。
私は、キンキンに冷やしたスペインのシェリー酒 ゴンザレスティオペペを飲むときに一緒に食べる。食べるとバターの様な香りと、青カビの上品な香りとが共に鼻腔をくすぐる。そしてすぐに体が火照る、かなりの栄養があるのだろう。
スティルトンは香りが強い、なので、リンゴやマスカットやブルーベリーがとてもよく合うと思う。スティルトンの程よい塩加減が、リンゴの甘味や酸味と絶妙にマッチするのである。
但し、ティオペペを飲んだ後は、いかなる高級白ワインも、気が抜けた様に味がつまらなくなってしまうらしい。
一度ブルーチーズがお嫌いでなければ、スティルトンとリンゴと、キンキンに冷やしたティオペペを是非とも試していただきたい。正に、はまれば小悪魔的な雰囲気の味わいである。
パンとチーズだけがワインに合う訳ではない。
肉と赤ワイン、魚と白ワイン、こんな常識何の役にもたたない。
イギリスのブルーチーズ スティルトンとリンゴ(ふじ)は、最高の組み合わせである。 口内調理の得意な日本人ならではの食べ方ではないだろうか。
フランス ノルマンディー産のカマンベールチーズ CLAUDEL クローデルもワインと良く合う、当然こちらもティオペペとの相性も抜群である。カマンベールチーズならば何でもいい訳ではない。そして何より値段が安い。
私は以前、スティルトンがなかなか見つからないからと、デンマークのブルーチーズを購入して食べてみたが、塩分が強くカビの量も味も違い、全く似て非なるものだった。
オーディオに拘るなら、やはり食材にも拘りたい。似たものを購入しても、やはりスティルトンは完成品であり、他を寄せ付ける事はない。
日本の食材も色んな素材と昔ながらの優れた製造方法はたくさんあるが、ピカ一はそんなに存在しない。ならば、チーズも同じである。
オーディオの変化の仕方と食は、どこか似たものを感じる。そして世界で美味しいと言われる食材を食べてると、体調が良くなってくる。しかし、食べる量は個人で管理しないといけない。
イギリスのブルーチーズ スティルトンはブルーチーズの中でピカ一である。