スピーカーからの距離
オーディオにはスピーカーからの距離の問題があります。つまりリスニングポイントの事です。
しかし、部屋は都合良く大きくなってはくれません。狭い部屋では低音になる前に耳を通り過ぎてしまうといったら分かり易いでしょう。
スピーカーから7メートルの法則を唱える方もいらっしゃいます。ウエスタンスピリッツも7メートルは離れてません。せいぜい5メートル位です。
しかし、その部屋の中にスピーカーから少しずつ離れていくと、1.5メートル位おきに低音が鳴る、鳴らない、を繰り返す事が分かりました。
極端にはなれて聞く必要はないのですが、確かに低音が鳴るポイントはあるのです。各自で探し快適なリスニングポイントを見付けてみて下さい。私が話している素敵な低音の事を、少しはご理解出来ると思います。
しかし、もしもウエスタンスピリッツのリスニングルームが、後3メートル奥行きがあれば、確かに私の思い描いた様な素敵な低音がもっと鳴ると思います。
部屋の容積ではないのです、低音にとって都合の良い、適切な距離が必要なのです。私は以前後ろをかなり開けて聞いていたのです。その時は低音が全く鳴りませんでした。
しかし、狭い(六畳間)筈だった調布の賃貸マンションは、今とは別の意味ですが、確かに低音が鳴っていました。
しかし、新居のリスニングルームでは、なかなか低音が鳴らなかったのです。それで気が付きました。
貴方も、低音が鳴らない位置で聞いてる可能性があります。極僅な差です、是非やってみて下さい。ご成功をお祈り致します。