真にクリアーな音
ウエスタンスピリッツは、千葉のIさんのご指摘により、再びノイズカットトランスを繋ぎました。
みなさんは、明るく薄い淡い高くのびた様な音をクリアーな音と勘違いしています。私もノイズカットトランスを外した時、そうでした。
明るい音とは耳に絡む様な薄くうるさい音の事です、一瞬透明な音に感じます。オーディオは一人では出来ません。
本当にクリアーな音とは、そんな軟弱な音ではないのです。もっとしっかりした腰のすわった、しかも抜けの良い音の事なのです。
太く色濃く、鮮やかでありながらも明る過ぎず、まろやかで中域が芯を伴い、しっかりした、ゾッとする様な音質の亊なのです。
JBLは、確かに一般のレベルならば、中域の薄い鳴り方をします、ところが違うのです。鳴らせない貴方達が、勝手にアルテックの方が中域の密度が濃い等と思っているだけです。
つまり、総ては付帯音と上手く付き合っていない証拠でもあります。
オーディオは付帯音との戦いの歴史でもあり、いかに付帯音と上手く付き合っているかになります。
しかし、いっけん不必要と思われる付帯音(または、定在波)は、素敵な重低音の正体なのです。
小さな付帯音のないスピーカーユニットでは、素敵な重低音は再生出来ません。小さなフルレンジは、そこが魅力でもありますが。
耳では少し感じても、実際に38㎝ウーハーを聞いてしまうと、低域のないのがご理解いただけると思います。
嘘だと思うのでしたら、ウエスタンスピリッツでお聞きになったらご理解出来ると思います。きかれた方は一様に同じ事を話されます。
貴方が素晴らしいと思っている今のシステムが、色褪せて聞こえる筈です。
そして、ウエスタンスピリッツのサウンドは音に芯があり、奥行きと広がりが桁外れで、うるさくないのです。
うるさい音はクリアーな音ではありません。