素敵な低音を鳴らそう
実際その音階は、鳴っているが、付帯音がないので低音が鳴って聞こえない、これではあまりにも寂しいと思います。
しっかりソフトに入ってる情報量を、耳で聞こえる様な音にしたいものです。
オーディオは理屈ではありません、しっかり鳴っているかどうかです。またオーディオは確かに、勝ち負けではありませんが、鳴っている方が良いに決まっています。
ウエスタンスピリッツの低音とは、JBL4350や4343等のウーハーにありがちなウレタンエッヂの様な、腰の砕けた様な音でありません。
引き締まっていて柔らかく、落ち着いていて芯があり腰がすわっています。そして、以前の様にでしゃばりません。
つまり、世間にありがちなJBLのゴンゴン低音ではありません、でも以前はウエスタンスピリッツもゴンゴン低音でした。
そして、極端に38㎝ウーハーにありがちな、付帯音が少ないと思います。つまり、違和感がなく現実的で聞きやすいのです。
今のまま、機材を取り換えていても、永遠にウエスタンスピリッツの様な素敵な低音にはなりません。
私には、あまりセンスはないと思うのですが、センスがないわりには、とにかく妥協が出来ないのです。センスのないのを経験値で補ったと言ったら分かりやすいと思います。
オーディオに大切な事は、端子や端末の清掃、電源、スピーカーやラックや機材の下の補強、接点処理のシンプル化、ケーブル、そして、機材が何時も綺麗になっている事です。
これら何処をとっても、一つとして気を抜けません。総てが大切です。
たまに、機材のコンセントの端末を、コンパウンドで錆を落とし、ピカピカに磨いて繋いだ時の音の変化は凄まじいものがあります。
最低でも半年に一度は、端末をコンパウンドで磨き、錆を落としましょう。そして聞いてみて下さい。先ずはこれが基本です。
汚いシステムからは、乾いたような、汚い音しか鳴りません。
オーディオはちゃんと鳴らせば、最後には素敵な低音や、滑らかで鋭角な広がりのある中域はしっかり鳴ります。
オーディオと真剣に向き合って下さい。貴方のシステムから鳴る音は、貴方自身なのです。