マルチのカットオフ周波数決定
ウエスタンスピリッツはJBL4560BKです、その上でのクロス周波数の決定とお断りしておきます、そしてあくまでも私の主観である事をお断りしておきます、世の中に万能はありません。
本当に馬鹿みたいに色々なソフトで色々な時間で毎日試しました、確かにジャンルやポジションによっては、他にも良いと思えるポジションは確かにございます、しかし、この組み合わせでは答えは一つしかないのです。
同じJBLでも、ボックスや製造年代やユニットが違うと、全く違う結果になる事を申し添えさせていただきます、ましてやメーカーやユニットや部屋が違えば全く違う答えになります。
ましてやウエスタンスピリッツは、スピーカーやラックや機材の下に、大量の木材を敷いている為、他とは全く音質が異なります。
ウーハーである130Aがマイナス18dBクロスで、700ヘルツのハイカット、ドライバーのLE85のローカットは18dBクロスで700Hz、ハイカットクロスはマイナス18dB、8000Hz、ツィーターはテクニクスEAS‐9HH42なので、8000Hzマイナス18dBで絞りはなくオープンクロスです。
何度もクロスや周波数を換えて、いろんなジャンルで聞いて来ましたが、ここがベストなようです。
明るくても暗くても駄目です、何を聞いても生を聞いた音が基準になります、このように導いて下さった千葉のIさんに大いに感謝致します。
生を聞いた経験は、上手くレベル調整の基準が掴めるのです、生の音とはそんなにかっこよくないのですが、気品があるものなのです、いや、ある意味圧倒的でかっこ良いかな?
音だけをミリミリ求めていては絶対に分からない世界なのです、マルチは安易が故に難しいところがあります、無限大にあるように思える調整にも限界はあります。
帯域バランスとカットのレベル調整は、半端でなく難しいです、こんなに悩むならばネットワークの方が良かったかも知れませんね、気付かないので聞いていられます。
しかし、私は分かってしまったのです、マルチの必要性を、ウエスタンスピリッツのケーブルを正確に検証する為にです。
まだまだ手前味噌ではありますが、今のウエスタンスピリッツシステムの帯域バランスは最高です、自分が作って来ましたケーブルの音質を何となく掴めて来ました、すでに良いものが作れていたのだと。
気付きました、今回作った、200㎏の赤タモと杉の角材で作ったラックが、かなり効いたのだと。
色々失敗もして来ましたが、私はいつか本物の一流になりたいのです。