ノイズカットトランス
五台注文していた中の二台のノイズカットトランスが届きました。
少しピンぼけですが写真も載せました、一番目が我が家自慢の200V30Aの単独電源です、そして二台のノイズカットトランスです。
トランスの下には3㎝の厚さの赤タモの集成材を五枚敷いてあります、効果絶大です。
総て一日の予定を終わらせると、夕方五時になっていました、ヘロヘロになっていますが、何とか繋げました。
今回届いたトランスは二種類です、AC100V~100と117V二系統の出力です、キャパは1000Wです、こちらはプリと同じトランスに繋がっていたチャンネルデバイダーを単独に出来ました。
もう一台は、200V~100と117V二系統の出力です、キャパは同じく1000Wです、こちらはパワーアンプを一つのトランスから二台繋げておりました、それを各々単独に出来ました、ウーハーとドライバーが、単独電源のパワーアンプになったのです。
とりあえずケーブルがないので、入力迄は赤黒ケーブルで繋ぎました。
まだ慣らしも終わってないのに、音の違いは歴然としています。
余裕があります、静かで太いです、今まで少しだけうるさかった事になりますね、ツィーターの音が痩せて聞こえる位の違いです。
後はツィーターに繋がる高音用のパワーアンプのトランスと、アナログプレーヤー用と、注文してあるモノラル専用の真空管式RIAA補正イコライザー用です。
とても近い雄大な端正な音がします、やはり一台のノイズカットトランスから、複数を繋げるのは駄目ですね。
お金はかかりましたが東栄トランスは値段が安く、音も良くて助かります。
五台購入してもファインメットコアを使って作られた高級ノイズカットトランスの半分の値段もしません。
ファインメットコアの音も実際に聞きましたが、綺麗な音で心にグッとくる様な、私好みの音ではなかったです。
一台六十万円です、高過ぎませんか?
秋葉原のラジオセンター内にある東栄変成器株式会社です、こちらが余程無知な事を言わなければ、注文通りに作って頂けます。
老婆心ながらキャパは最低でも、絶対機材の最大消費電力の三倍のW数が必要です。
しかし、小さな消費電力の機材でも1000Wはキャパがあった方が音は良いです、まあキャパは大きい程音が良いと言うことです。
ノイズカットトランスはノイズをとるため、エネルギーロスをしているからだと思います。
こちらも千葉のIさんからのアドバイスですので、間違いはないとは思いましたが、こんなに違うとは想像も出来ませんでした。
総ての機材に単独電源から、単独のノイズカットトランスを繋げられるのは、両親や家内の協力を経て、新築の戸建てを注文建築で建てる事が出来たからです。
屋内配線の特に200Vは、総て分電盤からとても太いケーブルで単独別回路で配線されているのです。
ノイズカットトランスを総て繋げたら、更に良いケーブルが作れそうです。
私は幸せな男です、賃貸マンションに住んでる時は何にも出来なくて、妥協だらけでした。
しかし、聞き流そうと思えば聞き流せ、しっかり聞こうと思えばしっかりした音を聞ける、そんな感じの鳴り方です。
ここまで聞いてきて、アコリバのRR‐777の電源を入れ忘れた事に気が付きました、電源を入れると、散らばっていた音がキュッとなり、「触れるのでは?」と思うほど定位置になりました。
繋いで六時間、次第に馴染んで来ました、鮮やかになって来たのです、三日後が楽しみです。
二日目はかなり馴染んでいました、鮮やかに柔らかになって来ました、もう少し鮮やかにしようと、チャンネルデバイダーでドライバーの能率を僅に上げると、つまらない音になったので、結局元の能率に戻しました、わずかに絞っても上げても駄目です、ここに決まりです、このレベル調整がとても難しかったです。
明日が楽しみです。
三日後、もう間違いないと思います、後三台発送の依頼をしました。
どうなるでしょうか。