エール音響のツィーター
千葉のIさんから譲っていただき使っております、MODEL 1701Beでベリリュームの振動板に交換グレードアップされたので、58万円で購入されたそうです。
ベリリュームの振動板は付帯音が付かない為、癖のない鳴ってないかの様な鳴り方をします。
ウエスタンスピリッツは8kHzでクロスさせているので、側に行って耳をそばだてて聞いても聞こえないのですが、離れてリスニングポイントで聞くと確かに鳴っているのです。
まだ慣らしは済んでないのですが、本当に鳴ったエールのツィーターは素晴らしいと誰もが語ります。
高い周波数が癖なく鳴ると言うよりは、空気感が出ます、そしてドライバーと上手く繋がる為、低音が色濃く軽やかになるのです。
エールのツィーターを繋がずドライバーとウーハーをツーウェイでハイパスして鳴らしてみても、白黒の音で低音は全く伸びず普通のJBLの鳴り方になってしまうのです。
家内にこう言われました「低音がなくてつまらなくて聞いていられないから、エールを繋げてよ」私も同感です。
繋げると、低音は蘇り音楽が弾むのです、ですから、ウーハーだけをどんなに改善しても低音は上手く鳴らないのが分かります。
総ての帯域がバランスよく広い帯域をもち位相も含め整っていないと、端正な広く静かな迫力ある鳴り方には鳴らないのです。
ずっと書いて来ました、床の強度もとても大切なのです、エール音響のツィーターだけご購入されても答えは虚しく帰って来るだけです。
総てが整っていたならば、エール音響のツィーターは最強だと言う事です、しかしこのツィーターの更に更に上が存在するのです、優れたものをお値段あたい鳴らすには、それなりの経験と覚悟が必要なのです。