マルチシステムのメリットデメリット
オールマルチシステムにしてから鳴らして来ました。
マルチシステムのメリットは、音量調整、つまりレベル合わせやカットオフ周波数を決定しやすく、パワーアンプとスピーカーの間に抵抗が入らない音質を考慮した繋ぎ方が特長です。
デメリットはプリとパワーアンプが同じメーカーの同クラスのものが必要になり、更にパワーアンプに至っては総て同じ型番のもので揃えなければならないのです。
そして、お金がかかります、一見簡単に出来そうですが、実際にやってみるとレベル調整など分からなくなって来ます。
良い音になったと思い聞いていると、必ずパワーアンプなり何かが壊れます、まあこれは私が中古品で集めたからかもしれません、パワーアンプは低中高と総て二回ずつ壊れました。
パワーアンプは重いので、修理に出す宅急便の梱包と、三階から階段で下ろすのが実に大変です。
誰でもがマルチシステムにして成功するとは思えませんが、ウエスタンスピリッツではあり得ない位あっさり決まったのです、LCネットワークで決まっていて、その音を掴めたからだと思います。
そこで千葉のIさんから連絡が来ました、やはりIさんのご友人も昔似たような事があったと話されていました。
今、アンプを総てチャンネルデバイダーも含め買い換えようか考えておりますが、パワーの少ない、少し小さめなものを探していますが、なかなか三台は揃いません。
でも、ちゃんとしたものを使わないとまた壊れますね、何だかマルチシステムのデメリットばかりになってしまいました。
しかし、やはりパワーアンプとスピーカーユニットの間に、何も入らないマルチシステムは優れています。