イシノラボ
このお話しは実際は少し前の内容です。
千葉のIさんとうかがって来ました、千葉の新検見川駅が最寄り駅です、そこからタクシーでワンメーターで到着しました。
アンプ作りでお忙しいのか、お部屋はあまり片付いてはおりませんでしたが、私はズバリ音を聞きに来たので関係ないです。
コンセプトはしっかりしており、バッテリー駆動のアンプの音は穏やかでひたすらクリアーでした、正直レベルが違います。
一般的な電源トランス式のアンプ、こちらもやはり音の出方が良い意味で違い、癖は感じなく広帯域で音離れも低音ののびも素晴らしかったです、余裕で楽に鳴っているそんな雰囲気でした。
個人的にやはり電源トランス式が好みです、Iさんも同じの様です、お互い低磁束ノイズカットトランスを繋げる事を前提として考えているからです、所変われば音は全く異なります。
ウエスタンスピリッツに繋げたらどうなるかを、差し引きして帯域バランスを真剣に聞いて来たのです。
個人の会社なので、帯域バランスに思い入れがあったらと心配でしたが、昔、山水の設計者だったからか、とてもノイズのない力のある太くも鮮やかなまともな音に正直驚きました、この様な総合的な優れた帯域バランスはそうは聞けません、でも山水のアンプとは随分違います。
そして、商品を良く見て来ましたが、シャーシもしっかりしており、肝心なところは全く手を抜いてないのです、気に入りました。
これならば、もう大きなパワーも必要ないし、トランスの唸りからも解放され、間違いないなと思い、多分決定です、現代のアンプが忘れた、どっしりとした中に鮮やかさがやクリアーさがあり魅力的なアンプでした、総て注文しますが、チャンネルデバイダーと、パワーアンプを先ずは注文したいと思います。
伺った日はアナログの機嫌が悪いらしく、聞けず残念でしたが、私は帯域バランスでだいたい理解出来るので大丈夫です。
ウエスタンスピリッツは、マルチラックも電源もしっかりさせてるので、多分勢いよく、ジャズもクラシックも現代的な音楽も、かなりのレベルになると推測致します。
イシノラボさんは知る人ぞ知る、実はそうとうに有名な会社で、日本中のオーディオマニア様逹が聞きに来られ、細やかな注文をされてるみたいです。
とても信頼のおける社長(製作者)さんでした、物腰も柔らかで、話も素敵で、とても気を使われる穏やかな方でした。
最後は色々な話になりました、私がケーブルを作っている情熱や、他のオーディオショップやマニアのお話し、Iさんのオーディオのお話や、世界中を飛び回ったお話し等結構長い時間熱く語りました、とても柔らかく紳士な方でした。
家内がオーケーなら購入です、さてどうなるでしょうか?
家内はオーケーです、早速注文致します。