ケーブルを理解するには
システムがかなりの状態で整った鳴り方をしていなければなりません、
良く鳴ってるシステムを更に端正に鳴らすケーブルは作れますが、良く鳴っていないシステムを上手く鳴らすケーブルは作る事が出来ません。
ケーブルに癖があってはなりません、ウエスタンスピリッツのケーブルは、ひたすら付帯音のない素直な音楽信号を送り続けているにすぎません。
立派なケーブルとは癖のないケーブルの事なのです、そこにはジャズ向きもクラシック向きもないのです。
つまり素線の太さが正しく整って、帯域バランスも外被も含め総てが整ったケーブルの事なのです。
ではオーディオは何が一番大切なのでしょうか、その答えは一つです、総てです。
ですから私は自分が行ってきた音質改善の仕方を呟いて来たのです。
ウエスタンスピリッツの様にはならないまでも、私のblogをお読みになり、実際に行動された方はみなさん一様にその音の変化に驚かれています。
お使いになる機材選びを含め、総ては過去からの経験と研ぎ澄まされたセンスが必要なのです。
そして、それらをどう使うのかです、ここをご理解されないで独特になっているから、上手く鳴らす事が出来ないのです。
オーディオは最後まで気を抜かず丁寧にやっていけば必ず鳴るのです。
しかしそれをご理解するにはやはり、出来るだけ質の良いクラシックコンサートへ行ってその響きやトータルでの音の雰囲気を掴まなければオーディオは出来ません、基準とするものが必要だからです。
やはり基準がないと帯域バランスを理解する事は出来ません、生の音はツィーターのようにキンキンシャンシャンしませんしウーハーの様にボンボンしません、でも低音が少ないのはやはりいけません。
鳴るにも鳴らないのにもしっかりした理由があるのです、機材の音をしっかりさせる為にスピーカーやラックや機材の下に質量のある木材を敷いて、スピーカーからの低音振動から隔離させる事が目的で、床をしっかりさせる事がとても大切なのです。
色んな方法もあるとは思いますが、木材を選びガッツリ敷いた方が、気品のある音質になります、現にウエスタンスピリッツはそれで鳴ったと言って過言ではありません。
オーディオケーブルをご理解するとは、そこまで行動して鳴らしてからだと私は思います、何もしなければ永遠に今のまま何の進歩もありません、機材だけをいくら高級品にしても、音は大した進歩はありません、それは基本をご理解してないからです。
ウエスタンスピリッツはそれでも尚、音をしっかりさせようと、プリやパワーアンプやチャンネデバイダーを総て信頼のおける方に製作を以来したのです。
オーディオケーブルを理解し、みなさんも頑張って下さい。