結局帯域バランスが大切
特にスピーカーです、フルレンジやメーカーの完成品ならば、経年変化以外はあまり問題はありません。
広い帯域を鳴らそうとユニットを増やし各々に決まった帯域を持たせバランスをとり密度の濃い再生音を狙う、各々のユニットは性格や能率が違います。
そして、ネットワークやチャンネルデバイダーで、カットオフ周波数やクロスのdBや、ユニットの能率を合わせます。
メーカーが測定した能率を信じて合わせるのが一般的なのですが、ユニットの設置位置や位相の問題も含め、ユニットの音量レベルはなかなか決まらないものなのです。
でもこれが整っていないとオーディオは上手く鳴ってはくれないのですが、本物(生のコンサート)をどれだけ聞いたのか、どれだけ基準を持ってオーディオと真剣に向き合っているのかだと思います。
経験です、そして帯域バランスです、オーディオを煮詰めていくと必ずこの壁にぶち当たるのです。
なので私はネットワークに限界を感じ、バランスをとりやすいマルチシステムにしたのです、ネットワークはなかなか部品定数が揃わないのです。
そして、出来る限り選ばれたものを使う事にしたのです、値段が総てではないと思うのですが少しはあります。
なので、これを私に教え伝えてくれた千葉のIさんや、このblogをお読みの皆さんや、家内に感謝しているのです。
色々間違いに気付く事が出来たからです。
帯域バランスを正確にとるには、オーディオの経験をつんで、生の音を基準と定め、少しでも近付く様に努力する事です。
そしていかに本物の機材と出会え購入出来るのかも大切な事の一つだと思うのです。