エール音響のツィーター
私は実にたくさんのツィーターを使って来ました、若い頃は商品の実力が大切なのだと思っていました、それも確かにあります。
しかし、違うのですね、今のものもまともに鳴らせないのに、次から次へ新たなものに買い換えても真価は聞けないのです、良いものになるほど、こちらの実力も試されます。
つまり何処かが柔で実力まで鳴らない訳です、その理由の一つに、ラックがあります、板が薄いパーチクルやMDFボードのラックに機材を設置しても良い音にはなりません、ラックは自分で作るしかないのです。
安くあげるなら赤タモで、響きを追及したければ楓が良いと思います。
質量も足りなくて板の質も柔では、レベルが低いと思います、なぜご立派なシステムをお持ちなのに、皆さんはお洒落なだけの市販のラックをお使いなのか理解出来ません、見ただけで鳴らないのは一目瞭然で、聞かなくても経験から音質が分かってしまうのです。
スチール製のマウントラックも音が良くありません、しょせんスチールの伸びやかさのないぼやけた音になります。
電源も大切になります、配線もしっかりシンプルにして、容量の大きな低磁束ノイズカットトランスを各々の機材へ一台ずつ繋ぐと良いと思います、しかしお金がかかります、でも私はやりました、まだまだもっともっとです。
そして、何と言っても手前味噌になりますが、ウエスタンスピリッツの絹巻きとリネン(麻糸)巻きリッツ線ケーブルは優れております、今はモニター応募は中止しておりますが、システムが完成しましたら、再度確認した上で、このblogにて公開致します。
ここまで来てはじめて、エール音響の高級ツィーターの出番になるのです。
エール音響の前はテクニクスのEAS‐9HH42を使っていたのですが、音はソリッド(身の詰まった)で悪くはなかったのですが、やはりチタンとべリリュームの振動板の差は否めません。
ここまで来ると良いも悪いもはっきり差が出てしまうのです、多分皆さんが思っている数倍変化があるのです、極限のマルチシステムの完成は近いです。
総てが柔になっていないので、レベル調整もやりやすいのです、なので甘さのないベリリュームの振動板を持つエール音響のツィーターが必要だったのです。
最近はもうツィーターの存在を感じさせない、ツィーターの音になりました。
エール音響のこの上には更に二機種あるのですが、最高レベルは重さが80㎏あり、もう無理です、凄いレベルの違うツィーターだとは思いますが、自分のシステムで聞いてみたいですね。
貴方のシステムがしっかりしているとお思いなら、是非ともエール音響のツィーターを繋げてみてください、最高別格です。