訃報
私は、父の命に終わりはないと奇跡を信じておりました、しかし、その時はとつぜん訪れました。
最愛の父との永遠の別れです、2016年6月20日13:37ごえん性肺炎の為、父が病院で息を引き取りました、享年86歳でした。
亡くなってみて初めて、父が偉大だった事に気が付き、涙が止めどなく溢れました、とても穏やかな最後でした。
これまで、我々若夫婦のエゴで何度も入退院を繰り返し、辛い思いをさせてしまいました、それにしてもよく我々の為に頑張ってくれました、お陰で何の後悔もありません。
最後の半年程は筋肉が度重なる入院生活のため、落ちて痩せ細り、まともに話せず、耳も殆んど聞こえなくなり、ごえんがあるため食事もままならず、毎日痛い検査ばかり。
しかも自分で立ち上がり歩く事も出来ない、ないない尽くしでした、もう一度我が家に帰して自宅でみとってあげたかったのですが、結局それも叶いませんでした、かわいそうでしたがそれが父の寿命だったのだと思います。
ただ一つだけ悔いが残ったとしたら、前日に三人で見舞いに行って帰る時に、私が冗談を言い父を怒らせてしまった事です、ごめんなさい、最後まで悪い息子でした。
今までたくさんの愛情とエールをありがとう。
貴方とは永遠に父と子です、愛していたよ。
それでも、どんなに悲しくても、私達は今までと変わらず、明日へ向かって強く生きていきます、貴方の遺志どおりに。
凄く迷惑かけましたが、これでお別れです、貴方の子供に生まれて本当に幸せでした、貴方は優しく穏やかな大きな海の様な男でした。
さようなら、今までありがとう、もう心配しないで、重いからだを脱ぎ捨て、休んでください。
私事ではございますが、どんなに悲しくても、どんなに辛くても、このblogが止まる事はありません、それが父の遺志だと思うからです。
お読みいただき感謝致します。
そして、愛する家内へ、本日、お疲れさまでした、ありがとうございます、二人力を合わせ父を送り出しましょう。
お父様のご冥福をお祈りいたします。