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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

ビンテージ単線の被膜の剥き方

ビンテージ単線に限りませんが、基本的に私は剥離剤(アルカリ性でポリウレタンも剥離出来るロックリムーバー)を使用します、カッターやサンドペーパーでは素線に傷がつき、太さもまちまちになるからです。

剥離してからマイクロコンパウンドで何度か磨き、その後でエタノールで何度か脱脂して、スクアラン(深海鮫の肝油)を一旦塗ります、それを拭き取り、更にもう一度スクアランを薄く塗って剥離完了です。

初めから被膜のないものは、経年劣化でさびた部分を、マイクロコンパウンドで何度か磨き、エタノールで何度か脱脂して、その後スクアランを塗り一旦拭き取り、もう一度スクアランを軽く塗って完了です。

剥離剤は有機溶剤で発がん性物質なので、換気が必要ですが、塗って季節にもよりますが、三十秒ほどでブクブク溶けてきます、それを手に付着しないように気をつけて拭き取って下さい。

思った以上にスッキリ剥けます。

しかし、気を付けて剥離剤を選ばないとポリウレタンを剥離する事は出来ず(ポリエステル)は剥離出来ますが、弱いです。

ウエスタンスピリッツのケーブルは今はビンテージ単線ではありませんが、リッツ線も、1.6mm単線も総てこのロックリムーバーで剥離しております、ウエスタンスピリッツの特注のリッツ線は被膜がポリウレタンなので、ロックリムーバー以外のフクゾールを使っても剥離出来ないのです。

『剥がせればいいや』ではなく、良いものを作ろうと思うならば、細かい拘りが大切になるのです。

オーディオケーブルは素線数や素線の太さや作り方だけで完成する訳ではないのです。

これは理論的にも、測定してみても、解明出来ます。

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