浸透力
大きな音量で壁や床を突き抜けるような音の事ではありません。
これは昨日の夜中の事です、夜中トイレに行こうと階段に出た時の事、一つ上のリスニングルームから聞こえたボサノバの素敵な音に耳が釘付けになりました。
ウエスタンスピリッツは、365日24時間オーディオシステムを鳴らしています。
昨日の夜中は一番小さな音量で鳴らしていました、今までこの音量で鳴らし階段に出ても、全く聞こえる事はありませんでした。
リスニングルームへ行って聞いてみても、ホーンの側まで行かないとほとんど聞こえません。
部屋や階段で何か偶然の条件が重なり、ホーンのような感じになったのかとも思いますが違います、これが浸透力なのだと思いました。
私はお客様が部屋に来られてからオーディオシステムに電気を入れる事はしません、いつも鳴らしております。
そうしないとお聞かせする方に失礼だと思うからです。
ましてや電源を入れてすぐにブログに感想を書くなどもってのほかと個人的に思っております。
それにしても、夜中に階段で聞いたボサノバとは、総てが柔らかく溶け込んでいるのですが、個々の楽器の音は実にクッキリしていて、すてきに分離していたのです。
最近初めての経験がたくさんあります、やはり、間違いなく進んでいたのだと思います。
後はノイズカットトランス四台と、そこまでのケーブルを、ウエスタンスピリッツケーブルでかため、機材の下の強化と、壁の響きの調整に挑戦したいと思います。
まだまだではありますが、今年で答えは出る、そう思います。
浸透力とは如何なる少音量でも奥から総てを通し聞こえる素敵な鳴り方の事です。