アナログ、カートリッヂ
1980年代にCDプレーヤーなるものが出現してから、世の中は少しずつデジタル一辺倒に進んだ気がします。
そして、ここ十年位デジタルはハイエンドの出現で、技術が進み『目覚ましい進歩を遂げた』とメーカーもオーディオ評論家先生達も、はたまた販売店迄もが話しています。
ところが実際はどうでしょうか?確かに昔のCDプレーヤーより少しは改善されてきました、でも未だに、しっかり調整された本物のアナログの前では、いかなるハイエンドモデルも歯がたちません。
私は個人的にOrtofonのCadenzbaBLUEを好きで使っています、SPU等もたくさん使って来ましたが、もう製造されてから古く、修理していただける所もありますが、音がボケています。
なので私は、システムを一新するときに、同じオルトフォンの新品にしたのです。
音質はSPUから付帯音をとったような、それでいてSPUをどこか彷彿とするような素敵なサウンドにほれぼれしました。
カンチレバーがルビーになっており、針先から伝わる情報を色付けやエネルギーロスなく、コイルに伝えてくれるのです、針先も実にトレース能力に優れ、情報量が明らかに増えています、正直、奇蹟のサウンドです。
しかし、ハイレゾも含めオーディオはデジタルに進んでいます、嘆かわしい事です。
ウエスタンスピリッツはアナログ党です、エソテリックの最高峰CDプレーヤー、K-01Xを購入した今でも、CDの音に人間味のない耳に絡むような違和感を感じます、アナログに換えると違和感はほとんど感じないのです。
アナログよ、永遠なれ。