少し疲れて来た、羽をのばしひさびさに愛車Peugeot（リオン)に乗って遊びたくなった「暫く何処にも行ってないな？寒くなってきた、温泉にでも行きたいな」そう思った。

考えてみると母の介護で二人とも少し疲れた…母に罪はないが、たまに逃げないとこちらがまいってしまう、今確認すると母は元気だ。

母がまだ少しでも気丈な内に、何時も行ってる箱根の仙石原のホテルへ行きたい、と思った。

ホテルは素敵なお部屋がたまたま空いていた、統括支配人もその日はいらっしゃると電話で聞いた。

シャンパーニュのボランジェを二本、食事は好き嫌いをお伝えし、ハーフコース（総て半分)で予約をとった。

母が心配なので一泊しか出来ないが、母はまだご飯だけは炊ける、夕方には必ずお弁当が届く、出来る限り母の冷蔵庫をいっぱいにして行って来る。

岩風呂風の広い露天風呂付きのお部屋である、頭から完全に離れはしないが、ひさびさ母の介護を少し忘れ羽をのばそうと思う。

車（リオン)の中で何を聴こうかＣＤを選んである、車の中で聞くＢＧＭは静かなピアノ曲がいい。

ボーカルは歌に神経を引っ張られるので家内の運転に差し支える、我々はたまに音が聞こえるピアノ曲が一番だと思っている。

温泉にゆったりと何度も浸って、美味しいフレンチでボランジェ、泡って楽しいですよ。

生きている者が楽しまなくっちゃあね。

介護もまともに出来なくなる、介護をする為の息抜きのささやかな旅と思ってくだされな…

行ってきま～す。