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この記事は、2018年11月7日に、FC2ブログからこちらのサイト(https://we-spirits.jp)へ
移転したものです。

フィーリングは教える事が出来ない

これだけは教え伝える事は出来ないのである、教わると言うより、自分で気付かないと分からない。

板前の仕事もラーメン屋さんの修行も、仕事は総て全く同じだと思う。

当然オーディオの仕事もそうです、師匠は一々教えてはくれない。

何を何センチに切り分け、どの様にさばき、どの様に火を入れ焼き具合は云々、弟子達は直ぐに出来る人もいれば、数年経っても追い回しの人もいる。

しかしこれはもって生まれたセンスの差と、気持ちの問題である、出来る方は自分ならばどうしてほしいのか、相手(お客様)の事が分かっている、だからのびるのだ。

心の中にあるものは教える事が出来ないのである、つまり自分で気付くしかないのです。

なにとなにを合わせて使ったらこんな音になる、そんなこと分かっていたらみんないい音を鳴らせているだろう。

しかし誰もが偏っていて、正直上手く鳴っているとは言い難い。

オーディオは人に教わるものではない、確かに間違いは指摘出来るが、その真意に本人が気付かなければならない。

けれどその真意はなかなか伝わらないのである、私は通って来て分かっているから「何故こんな簡単な事が分からないのか?」と思ってみるが、分からないものは仕方がないと思うようにしている。

ましてやこれはブログである、実際会話しても難しいのに、文章で人に伝えるのは正に至難の業である。

それは何故か?一人一人読解力や捉え方が違うからである。

だから伝える事が難しいのです。

人は自分が聞きたい事しか情報が入らない、なのでフィーリングやセンスだけはなかなか教える事が出来ないのである。

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