アナログは調整の極み
これでしかない、使っている物のスペックの差は確かに経済的な面もあり難しい、しかしあまりに世間の音は酷い、機材はそのままではなかなか本来のスペックが出ない、確実にお膳立てをしてあげる事が大切。
殆どの方は自分の使っているシステムの再生周波数をあまり感じ取れないのではないか、この考えに尽きると思った。
アームの高さや針圧、インサイドフォースキャンセラー、そしてラテラルバランス、最後は耳で探るしかないのである。
微妙な地味な作業だが、とても大きな差になり再生音は形成されている、問題は色々調整してる時にその差が分かるかどうかである。
では機材のコンセントを逆に繋いでみてもらいたい、最近は三つ叉コンセントになり、間違えないようになっているコンセントもあるが、二叉コンセントならば出来る、その差に気がつくか試してもらいたい。
コンセントは正面から見て小さい方がプラスである、コンセントやケーブルには必ずマイナス側に印がある、それで分かるので探してもらいたい、逆に繋ぐと音は華やぐ、正解は音が落ち着き中音が柔らかになる、そちらが正解。
これが理解出来る方はトーンアームの調整の大切さが分かると思う、試してみて欲しい。
総ては聞いた時に於いて最高の状態になっていなければ、音は良くならないのである、それどころか帯域バランスまで崩れている。
オーディオは使っているものの差が総てではない、確かにそれも素質として必要な事だが。
機材をどう使いこなすのか、これが大切なのです。
アナログは素質も確かにあるが、しっかり調整して正しく使う事が大切なのです。