オーディオについて本音
今日のブログはあくまでも私個人の主観的な文章です、また他のメーカーのユニットやシステムを否定するものではありません。
またこの件に対し、何方とも論ずるつもりはありません。
色々なパターンで色々なメーカーのユニットを組み合わせ使って来ました。
結論、JBL、アルテック、ガウス、このあたりが一番楽器本来の音のような気がします。
私は現在JBLの4560BKに130Aを入れて聞いています、確かにウーハーがLE15Aや2205Aなら、もう少し低い音階が鳴るのですが。
楽器本来の音に重い付帯音がつく気がします。
ウエスタンスピリッツのドライバーは、LE85ですが、ダイアフラムをUSAラジアンに交換しておりますので、最早JBLとは言えないと思います。
ツィーターはJBLやフォステクスやコーラルやエール音響を経て、今はtechnicsのEAS‐9HH42を使用しています。
何故この組み合わせになったのか、ウーハーである130Aはfo(最低再生可能周波数)から800ヘルツまでを再生、能率は101デシベル。
LE85は800ヘルツから8000ヘルツまでを再生、能率は108デシベルを7デシベル絞り、101デシベルとしています、これは波形でみても測定しても正確になっています。
ツィーターのEAS9HH‐42は、8000ヘルツから25000ヘルツまでを再生、能率は101デシベルです、つまりウーハーを基準として、総てのユニットの能率を101デシベルに統一しています。
これら総てを18デシベルクロスで、マルチシステムで駆動しています。
ジャズを聴くならJBLかアルテックかガウス、そう言われてますが、私は全く違うと思います。
また私が使ってる総てを同じに完璧に揃えてご使用になっても、全く違う鳴り方になると言う事だと思います。
私の音と言うものがあるとしか説明がつかないのです、私は多分何を使っても今のような傾向の鳴り方にすると思います。
要は鳴らした私にさえ説明のつかない独特な帯域バランスですが、上記にありますように、整っていて特に特別な事は何にもしていないのです。
総てをしっかりさせていくと普通のJBLとは思えない、ジャンルもソフトも選ばない鳴り方になったのです。
でも個人的に色々なユニットメーカーの中で、JBLが一番好きなのです。
エール音響のツィーターも確かに悪くはなくて、何度technicsと比べても、やはり私はtechnicsを選んだのです。
多分エール音響のツィーターの振動板はベリリウムで、technicsのツィーターの振動板はチタンだからだと勝手に思っています。
そしてドライバーとの相性もあると思います。
もっと言えば、私のスピーカーシステム総てと、technicsは同期した、エール音響は同期しなかった、と言う事でしょう。
なのでいい悪いで語れる程オーディオは、単純ではありません。
総てが同期したスピーカーシステムは鳴らないソフトが少なく、本当にいいソフトなのかオリジナルとの差をとても大きく鳴らします、しかしどんなソフトもそれなりに鳴ってしまいます。
世の中なんでもありではありません、いくら個人のシステムだとは言え、やはり基準の音と言うものがあります。
つまりたくさんのユニットメーカーからそれを聞き分け探し、上手く揃え使いこなす事が出来るかどうかです。
今まで書いて来ましたように、オーディオは揃えただけでは上手く鳴らず、そこがスタートだと言う事なのです。
ウエスタンスピリッツの鳴り方とは癖のない開放的な音が特長です。
いいものを使うのは先ず第一条件ですが、それらをどう使いこなし、どの様な音を鳴らされたのか、これが大切な事なのです。