オーディオは音楽を聴く道具
オーディオを知るには、様々な分野の事を見聞きしなければならず、その見聞きしたものをオーディオに当てはめ、正しく理解出来なければならない。
全く関係ないと思った事柄、そこから音質改善や機材選びのヒントに結び付く事があります。
少なくとも私はそうでした、多分これからも、人の言う事を鵜呑みにはしないが、とりあえず話は聞く、そしてよき方向へ自分のものにして来た。
論より証拠、私は毎日書きたいことを、ブログに呟いています。
「あなたは変わっている、でも少し怖い、丸裸にされてしまうような雰囲気をもっている」よく人にそう言われます。
私本人は、全くそんな事はない、ましてや人の心の中を丸裸にしたいなど考えた事はない。
しかし言葉で相手とあやとりをして、話の真実を探ろうとしてるのは事実である、つまり言葉の中からどんな音にしたいのかを探りたい。
つまり言葉にならない言葉を探したい、これが一番難しい
そして可能な事なのか、出来ない事なのか、相手のシステムを聴いてそれを探るのです。
そして相手の理想としてる音が、そのシステムで鳴るのか正しく導いてあげる事が大切である。
正しく導くこれが大変な事なのです、よく考えてみると、私も発展途上なので、今の自分のレベルでしか出来ないのです。
とにかく私は危ない人間ではないと思う、色んな方向から真理にたどり着きたい、しかし真実や正解は何処にもない。
こうも言われる「これだけ破天荒なあなたがここまでになれたのは、奥様のおかげ、あなたの身体の半分は奥様で出来ている気がする」全くその通りです。
箸にも棒にもかからなかった私を、調教教育してくれたのは、他でもない家内です、私も歳をとりました、そして色々丸くなり音楽やオーディオに対する見方や考えが変わってきました。
色々な経験や失敗を重ねて来ました、それらと合わせて考えていると、閃く事があり失敗が少なくなってきた、その経験を利用しケーブルを作ったり、お客様の相談にのったり音質改善のアドバイスをしたりしています。
とにかくオーディオは人が作った回路やメカの機材であり、それ以前に音楽を聴くためのものです。
オーディオの音を改善する前に、音楽を理解する為にたくさんのソフトを聴くことです、そして自分のシステムの不満を見つけ、そこからオーディオを仕上げていくと早いのかもしれません。
とにかくご自分の揃えられたシステムのコンセプトを知り、有り得ないような音質にしない事です、大型スピーカーを小型スピーカーの ように鳴らす事は出来ます、しかし小型スピーカーを、大型スピーカーのように鳴らすのはかなり難しい。
しかし小型スピーカーを、大型スピーカーのように鳴らそうと努力する事は大切です。
しかし両者は性格や目的が違うと理解する事も大切な事だと思います。
オーディオは極限と思うまで鳴らそうとする事も大切ですが、それ以前に色々な音楽を理解する事が 大切だと私は思います。
あなたの鳴らす音はあなたの鏡であり、システムの音はあなたの人間的なスケールを超える事はないのです、鳴らせないのはあなたであり、システムのせいではありません。
耳はなかなか貸していただけませんが、目を貸していただき感謝いたします。