上尾のOさんのバイワイヤーケーブル
少し前に完成し、ブログで試聴結果をご報告しました。
その時はB&WのMATRIX805Vでした、OさんのスピーカーはJBLS3900です。
我が家のJBL4560BKとは違い、特に下に再生帯域が広いので、大体は想像出来ますが、やはり繋いでみないと分かりません。
Oさんのプリとパワーアンプは、私と同じイシノラボの特注品です。
アナログを中心に聴かれます、ターンテーブルはガラード#301アイボリーで、トーンアームはオルトフォンRF‐297、カートリッヂはオルトフォンSPU A/Eです。
ビンテージと現代の融合的なシステムです、ウエスタンスピリッツとは違った音になると思いますが、先に試聴を行った時、バイワイヤーの素晴らしさを聴いたのでどうなるか楽しみです。
さてどうなるでしょうか。
繋いで初めはよく分かりませんでしたが、Oさんは「変わったのは確かだ」との事でした。
そして他にも新たなリッツ線のラインケーブル等の注文を受けていたので、総て繋ぎ終え、改めてじっくりアナログを聴きました。
「広がり奥行き低音のしまりとのび、高域がしっかり鳴るようになったのに、うるさくならない、見ている世界が広がったよう」。
「どこに奏者がいるのかはっきり分かるようになった、今回の変化は確かに大きい」とおっしゃいました。
私も全く同じように感じましたが、ウエスタンスピリッツでは絶対に鳴らない低い低音が羨ましかったです。
本日聴いたのは、エリッククラプトンのアンププラグドで、アナログ盤です。
エリッククラプトンのこんな声を初めて聴いたと、何度も話された事がとても印象的でした。
バイワイヤー接続はやはりプラシーボ効果ではありません、高域、中域、低域総てにメリットがありました。
音が引っ込むのでなく、後ろに下がり広がります、映像に例えると情報量の増えた大きなスクリーンになり、見えなかった画像が見えるようになった、そんな感じです。
そこからクリアーに前に出て来るのですが、その音はまるで気持ちのいい秋の乾いた風が頬を撫でるようで気持ち良いのです。
JBLはジャズ、そんな事はいったい誰が決めたのでしょうか?全くそんな事はなく、JBLは何でもジャンルを選ぶことなく聴ける、素晴らしいスピーカーです。
それにしてもやはり歳ですね、配線が多かったとは言え、足腰筋肉痛です、しかしOさんの音は素晴らしかった。
Oさん、昨日はブログには書けないアクシデントが色々ありましたが、まあ結果オーライ!楽しんで下さい。
ありがとうございます、今後とも宜しくお願い致します。