トーンアームの新製品
サエクコマースから四十年ぶりにトーンアームが発売された、WE4700です、値段はまさかの1190000円です、WE-407/23の後継機種との事。
私はWE-407/23も所有しています、かつてはWE-506/30もWE-308Nも使っていました、そして今三本目のWE-308SXを使っています、すべて時間をかけて微調整をしながら使って来ました。
オーディオ機器である以上大切なのは音です、何故三本もの308SXを使って来たのかですが、ターンテーブルの買い換えや色々事情があったからですが、色々なジャンルを鳴らすのに一番気に入っているからです。
407/23や506/30は良かったのですが、何となく個人的に無機質に感じたのです、308Nは不足は感じなかったのですが、やはり308SXと比べ僅かに音の幅と滑らかさの違いを感じました、でもその僅かな差が奥行きや厚みに感じ、大きいのです。
しかし新発売のWE4700些か値段が異常ではないでしょうか?作りやスペックを調べてみても果たして値段値あるのだろうか、そう思えてなりません。
それでも購入する方はいらっしゃるでしょうが、昨今の不景気、なかなか難しいのではないかと思います。
ウエスタンスピリッツは昔からSAECファンです、しかし当時音に詳しかった職人田中さんはもうこの世にいないのです、当時を越えるトーンアームは現在の状態で本当に製造する事は出来るのでしょうか。
何となく音も無機質に私は感じます、私は308SXをこのまま継続して使って行きます、調整は難しいですが音がいいからです。