オーディオの本音
一年八ヶ月と言葉で言うのは実に簡単ですが、ウエスタンスピリッツが行ってきた音質改善は正直相当なものです。
思い起こしてみても、その総てをブログに書き込む事はとてもではないが無理です。
ブログに内容を書くと人に真似をされるとか、先を越されるとか、企業秘密とかそんなことではなしに、多分誰にもそんな気力もお時間もなく、私と同じ様には出来ないでしょう、そう思います。ですから、私のような人間が必要なのではないでしょうか?
やはり、私は逝っちゃってる人間の部類です。今、目の前で鳴ってる音とはそんな雰囲気の、静かでゾッとする様な音なのです。
過去にたくさん聞いてきた、数々のスーパーオーディオマニアの音など、遠い夢の中の様な絵空事にしか今は感じないのです。もっともっと高嶺を目指して来ましたから。
そしてもう何かと対比して今の音質を文章にする事が出来なくなってしまったのです。
ここまで徹底的に丁寧にオーディオを突き詰めた人物は、結局誰もいません。もし本当にいたならば、もうとっくに答えは出ている筈だと思います。
しかし、そんなウエスタンスピリッツの音にも、私は未だに違和感をほんの少しだけ感じます。
機材になりますが、CDプレーヤーがまだほんの少し軟弱なのと、パワーアンプであるアンプジラに、ノイズカットトランスが繋がっていないからです。
お膳立ては出来ました。後は、今感じている違和感をなくしていくことです。
しかし新たに今年開発したリッツ線のケーブルは素晴らしい。これが繋がらなかったら、ウエスタンスピリッツの今のサウンドは絶対になかった。
オーディオは最後、ケーブルとセンスで音が決まります。過去の評論家の意見など参考程度にもなりません。本音が語られていないからです。
また、明日。